学童の懇談会&学童移転陳情活動「問題」

 昨日に続いて、夏日。両日とも日本語教育学会の大会の日であり、そんな中、学校&学童行事を優先した私。仕方あるまい。
 で、学童の指導員との懇談会と、その後続けて行われる“話し合い”。指導員の先生方5名が出席していて、先生方から保護者への相談を5つほど(テレビを見せていいのか、宿題をしない子がいるがさせてほしいのか等など)。子どもたちの日常を色々聞いたのは初めてに近い。先生方も大変だなぁと思うと同時に、家庭のしつけの問題もあるなぁと思ったり。あとは、ここの学童の問題が一番問題!10〜15畳2部屋に53名の児童が在籍しているのだ!夏にここで昼寝できるのか?ってな具合。落ち着きのない子は、パーソナルスペースの確保が難しいからかもしれない。ギュウギュウざわざわ、そんなの大人だって我慢できないだろう。先生方の話を聞いて、益々移転陳情運動をしなくては!と思ってしまった。
 とは言いつつも、先生方に退場してもらって、次は父母の会での話し合い。「1年生から」話が持ち上がっている学童移転陳情活動について・・・。前々から心配していた2年生以上の保護者との溝・・・。来週に市議に学童の現状を説明し話し合う機会を1年生のママが父母の会を通さずに(しかも「父母の会」という名前を出してしまったらしい)やったのが“気に入らない”のだ。理屈じゃなく、感情の問題はなかなか解消されない。物事には順番が大切だ。よーくわかる。よーくわかる。でも、やっぱり私としては動いてしまっているものを止める気はなく、逆にこの波に乗ってやっていきたいと思っているので、意見などを言わせてもらった。他のお母さん達も(特に1年)次々に意見を言っていく。役員さんたちからすれば「1年生のママ一丸」に見えるような発言の数々。集まって話し合ってはこなかったけど、市側の移転却下理由のために「やっぱり無理だよ」と思いたくないし(「去年はこうやりました」「こういう回答が来ました」と淡々と回答を読み上げ報告してくれたが、会長さん、具体的行動について、また気持ちは話さず)、去年までもやっていたなら、それと同レベルプラス何かで動いていきたいと思うのだが。苦労したなら苦労したと話してほしいのだが、そういう発言はされなかった。1年のママたちは「子どもの安全上の問題」を一人の大人としてどう確保していけばいいのか、また知恵を集めて対応すべきじゃないかと心を込めて話しているように思えるのだが、人間って理屈だけじゃ動かないのだ。うーん「それ、そうよね」「いいねいいね」と“ひょいっと”後押ししてくれる役員さんたちだったらいいのにとも思ったが、これも一方的な見方なのかもしれない。これまで役員さんたちがどんなに苦労してきたかは、私を含め1年生のママたちは知らないわけだから。4年生のママでかなり年上の方がいて、これまでの、この学童の移転問題(活動)の経緯を説明してくれた。多分、早急に動こうすることに注意喚起してくれようとしているんだと思う。ただ、その方、ちょっとズレた発言があって、私はついつい話の観点がズレはしないかと心配になり「今ここで話している“安全上の問題”と、ご発言の『帰宅時の一人歩き上の安全の問題』は別の問題だと思いますが」と、大学院でディスカッションしているそのままの乗りで発言してしまった・・・。「文化」が違うことを忘れちゃいけないと思っていたけど、ついつい・・・。あー、アイスブレーキングなしで、初対面同士でこういう重いネタを、それも短時間で話し合うってのが無理なんだよ・・・。自主学童ではないし、思いは一つになるのも難しいしね・・・。「有志」でやるということを前提に動くことに。で、役員さんと知り合わねばと帰りがけに副会長さん2人に話しかけた。「役員さんのお仕事も大変だろうから、私はこうだから(お腹を見せて)夏だったら自由な時間がありますから、できる範囲でお手伝いしますよ」と。頑なそうな会長さんは姿が見えず、もう帰ってしまったようだ。うーん、でももう市議にアポを取り、動いてしまっているので、私も動くことにする。今度の水曜に小学校の校長と面談し、土曜は市議との話し合いに参加する。
 外の壁、内の壁。物事を変化させようとする時、いつも感じるもの。そう、今日も“たっぷり”感じてしまった。この「内の壁」を少しでも解消すべく、6月の学童父母の会主催のレクレーション(プール)も出た方がいいのかな・・・。欠席届けを出そうと思っていたけど(毎週末余りにも行事が多すぎてゆっくりできないので)、悩んでしまう・・・ウゥゥ

それでも気持ちが温かくなるエピソード
 今日指導員の先生方から「時間内に食べ終わらなければおやつを持ち帰ってもいいということにしているけど、おやつの時間に食べずにわざわざ家に持って帰ろうとする子どもがいるのですが、保護者の方はどう思われますか?」という話があり、保育園でも一緒だったMKくんママが「息子が『これはお母さんが大好きだから』って、しょうゆせんべいを持って帰ってきたことがあるんです。ウルウルしちゃいました」と発言。一同和んだ瞬間。