世代間交流と、子育て環境

 午前、町内会の臨時総会に出席。今期、班長という役目があるということで「やっぱり出ないとまずいだろう」という気持ちで出席。やはり“老人”の町会、である。
 議長を務めたオジサマが出席者の顔ぶれを見て「こんなに若い人*1がいて」と、とても嬉しそう。で、議題の検討はもちろんしたのだが、昨秋のアンケート調査では“乗り気”の数字が現れなかった「町内会の交流」をしたらどうかという話で“盛り上がった”。70、80になった方々から「若い人に頑張ってほしい」「世代間で交流できる場を作れないだろうか」「年寄りはおしゃべりしたいんだ」云々・・・。子供会に属している“若い世代”代表として、6年生のママが「交流したいのは山々だが、子供会にいる子どもは25人くらい、世帯数でいうと10世帯くらい・・・。毎年役員が回ってくるという状況で、その他に習い事等の送り迎えをしたりして、これ以上何かをするというのは・・・」と話してくれた。私が結婚した11年前は確かに盆踊りなどもあったりしたが*2、高齢化の進む町会としては尻つぼみ状態になり、他町会との交流することになる運動会その他も、役員派遣をできない状況で、協議会というような名のものから脱退。本当に町内で何かをするということもなくなり、“向こう三軒両隣り”以外知りあうチャンスもなくなり、老人の孤独死も生まれている。私としても、自分の子どもが町内でも“どこかの知らない子”になるわけで、防犯上も悪いなあと思っていたところである。そして町内というコミュニティは、社会性を学ぶ大切な場でもあるんだろうなあとも思っている。で、「将棋を教えてくれる近所のオッチャン」みたいな人がいてくれたら等と、個人的なお付き合いから始められたらと思ったけど、発言せず。私としたら日々のことをこなすことで一杯で、いざ「やりましょう」と言われて、本当に私が動けるのかと自問自答し・・・自信がないのだ。40数年の歴史を持つ、我が町内会。新しい形を模索するのは・・・どこの世代?誰が担う?
 町会、小学校、保育園、学童・・・“役割”を受け持つのは当然なんだろうけど、上の子が小学校入学と同時に学童に行き始め、下の子の保育園の他に、新たにPTAやら学童行事が増えたある学童ママが「土日に家族で遊びに行くチャンスが減ってしまう」と言っていた言葉を思い出した。
 4月以降は、町会の役員と学童の役員が回ってくることになっている。カレンダーを眺めると同じ日に役員決めの集まりがある。で、研究会もある。私の体は一つ。で、研究会に出るつもりでいたけど、ハテ、いいのだろうか???

*1:40代、50代も「若い人」です。もしかして60代も・・・

*2:町内会ではなく、ボランティアで行っていたらしい。