久々の勉強会出席

 (*この日記は、「今日」になりきって、3月26日早朝に書いている)
 今日の勉強会までに、(日本語学校の)期末試験の漢字テスト作成のたたき台を作ろうと考えていて、何とか朝4時ちょっと過ぎに終わらせられたのだが・・・6時半には起床ということで、2時間睡眠で、大学へ。1月末のゼミ以来の研究仲間との勉強会。学期中はゼミ終了後にやっているので、ここ数年は殆ど出られず、こういった長期休みにしか顔を出せない。
 今日は2本の英語論文。レポーターは、それぞれ作文教育研究とSLA研究の二人。しっかり英語文献を読み込んできてのレポートなので、本当にわかりやすい。
■Deborah McCutchen(1998)
A capacity theory of writing: Working memory in composition,
Educational Psychology Review, 8(3), 299-325
■Baddeley & Papagno(1998)
The phonological loop as alanguage learning device,
Psychological Review, 105(1),158-173.
〜〜〜〜〜
 4月以降は「メタ認知」をテーマに。
■岡本真彦(2001)「メタ認知−思考を制御・修正する心の働き」
『おもしろ思考のラボラトリー』 森敏昭編著 ; 21世紀の認知心理学を創る会著,139-160, 北大路書房
三宮真智子(2008)『メタ認知 : 学習力を支える高次認知機能』北大路書房

認知心理学を語る〈3〉 おもしろ思考のラボラトリー

認知心理学を語る〈3〉 おもしろ思考のラボラトリー

メタ認知: 学習力を支える高次認知機能

メタ認知: 学習力を支える高次認知機能

 私も、時間の調整ができれば、英語文献レポートで参加・寄与したいと思っている。その場合は、相互教授法の古典的名著のこれ(↓)。
■Palinscar,A.S. & Brown,A.L.(1984)
Reciprocal teaching of comprehension fostering and monitoring activities.
Cognition and Instruction,1,117-175.