なかなか進まず・・・

 昨日オンラインジャーナルで英語論文のチェックをした。で、たくさんプリントアウトしたので、今日は整理していたのだが、夕方から眠気に襲われソファーに沈むように寝入る。息子と約束した時間に目が覚めるも、象足(むくみ)は解消されず体もだるい。で、未整理の紙の山。・・・まあ、ボチボチと。
 で、私が時々検索に使うのは、オンライン図書館Qestia。私は学術系でしか使わないけど、多分幅広い領域でも使えるはずなので、興味がある方は是非お試しあれ。キーワードで関連する書籍・論文・雑誌など一覧にしてくれるし、気になる項目をクリックすると、論文の一部、また書籍の一部が読めるという優れもの。これで検索した後、一番気になった論文のジャーナルへ飛んでみたり。例えば、Lawence Erlbaum Associates, Inc.のJournal of the Learning Sciencesへ。いつからだろうか、最近かな、abstructだけでなくcitationも見られるようになり、ある論文がその後どのような論文で引用されたか一覧になり、またその論文へ飛ぶこともできるようになった。自宅から接続しているので、論文そのものはダウンロードできないが(契約していないので)、論文探しや要約だけ目を通すには本当に便利な時代。で、citationの例だが、以前の勉強会に関係してくる内容(デザイン研究)のAnn Brownの1992年の論文を見てみると、その後多くの論文に引用されていることがわかる。まあ、ここからどのような論文に目をつけて読み進めるかは目利きが必要となるのだが(涙)。全部は読めませんからねぇ。
 まあ、そんなこんなで、今日も進展がなかったのだが、昨日辺りから、別のことでちょっと調べものをして手に取った本がこれ。「実証の重要性」について丁寧に書かれた本。「私は観察をやるんだー」という人にも一読を進める。「観察」も「実証研究」ですから。ただ、ロジックを間違えなければ。

心理学研究法―心を見つめる科学のまなざし (有斐閣アルマ)

心理学研究法―心を見つめる科学のまなざし (有斐閣アルマ)

 その他に『これから論文を書く若者のために』にチラッと目を通す。これって、つい最近、改訂版が出たようで、どこかの1章が大幅に変更になったらしい。
これから論文を書く若者のために 大改訂増補版

これから論文を書く若者のために 大改訂増補版


 また、この本の目次に目を通す(って、目次だけか?って)
NHKブックス 論文の教室 レポートから卒論まで

NHKブックス 論文の教室 レポートから卒論まで