「状況論と認知心理学の接点を探る」勉強会のお誘い

 私が所属する勉強会「木曜勉強会」では、春休み集中勉強会を開催する。ここを見て興味を持った方は、他大学の方でも是非来てほしい。勉強会HP内のメールをクリックして問い合わせてください。私が返事します。

 内容は、学習、情報処理、問題解決における認知過程を、他者や文化的な道具との協同(分散認知、distributed cognition)という視点からとらえた文献を読むというものです。これによって、状況論と認知心理学の接点を探れたらと、考えています。
 興味のある方は、どうぞご参加ください。一部のみのご参加も大歓迎です。
(1)日程:3月6日(月)、9日(木)10時〜3時半(延びたら4時ごろまで)
(2)場所お茶の水女子大 文教育2号館302教室
(3)テキスト
 ・ガブリエル・ソロモン(編)(原著1993/翻訳2004)『分散認知―心理学的考察と教育実践上の意義 (現代基礎心理学選書)』協同出版
 ・三宅なほみ・白水始(2003)『学習科学とテクノロジ (放送大学教材)放送大学テキスト
 ・佐久間まゆみ(編)(2003)『朝倉日本語講座〈7〉文章・談話』朝倉書店

1日目
マイケル・コール、ユルジュ・エンゲストレム「分散認知への文化・歴史的アプローチ」(『分散認知』19−67)
②「掲示板による協調学習」(『学習科学とテクノロジ』の3章)
2日目
③海保博之・茂呂雄二「文章・談話の心理学的研究」(『朝倉日本語講座7 文章・談話』250−274)
④アン・ブラウンほか「教室での分散専門知識」(『分散認知』238-286)

*マスターコピーは院生控え室のポケットにいれてあります。