ゼミの発表をドタキャン

 来週の土曜の研究会で口頭発表。あと1週間しかない。同じ24時間を与えられているはずなんだけどね、頭が回らず、集中力もなく、昨日やっとの思いでパワポを作っていたのだが(ほぼ徹夜)、やっぱり練られていない部分(柱)の補充は昨日1日では埋まらず、とうとう「ことばが出てこない」という理由で、今日のゼミの発表練習をドタキャンした。本当、ことばが出てこない、思考が深められない・・・。メーリングリストにキャンセル連絡の後、泣いてしまった。同じ24時間、同じ365日を与えてもらっているのに、私はまた「一歩手前で降参」をしてしまった。情けない。電話が鳴る。「あっ、この電話はTさんからだ」と直感的にわかった。「人生においてこんなこと滅多にないという状況だったんだから仕方がないんだよ」「あなたがキャンセルしたところで、私たちは困らない。困るのはあなたなんだから、ゼミも休んじゃっていいよ。それで家で準備すれば」という温かい言葉。温かく聞こえないかもしれないけど(笑)、本当にそうなんだよね。でも、しばらく自分のために外出はしていなかったし、普通の生活に戻りたいし、人とも話したいから、ゼミには出席した。久しぶりの東京。指導教官からTAの関係の書類も受け取らなくてはいけないし、大学生協にネット注文した本も取りに行きたかったし。ゼミでは同期と先輩の研究論文や口頭発表練習へ、無い知恵絞ってコメントをしてきた。少し研究モードになったかな。なったらいいなあ(涙)。・・・先輩の発表は、私のキャンセルの代打。チャンスをモノにする人と、するっと手から落としてしまう人(=私)の差を感じる。