去年に引き続き、日記を書かせているのだが

 S吾には「お母さんが夏休みにやってほしいこと」として、本を読むことと日記を書くことという2つを告げている。自主的にやるならいいのだが、やらないから(でもやってほしいから)、「告げた」のだ。本は・・・ゾロリは熱心だけど、親が期待する本には手は伸ばさない。日記は・・・まだ3日しか書いていない。それも、大人から見ると、お粗末な状態。
 はて、どうしたものやら・・・。元々乗り気じゃないことをやらせようってんだから、なかなか難題。一応、外国の方に文章指導しているので、模範的な書き方というのは知っている。でも、去年はスパルタ的に対応してしまった反省から、今年は何とか乗り気にさせたいと思っていたけど、乗り気にさせる、その具体的な手立てが見つからない。
 清水義範さんに聞いてみようということで、以前購入しておいた本を開く。

わが子に教える作文教室 (講談社現代新書)

わが子に教える作文教室 (講談社現代新書)

 清水さんの作文教室に通いだした頃の小学校低学年の作文は、S吾と同レベル。知識陳述型(knowledge-telling)で、未熟そのもの。で、それをどうやってうまくさせたらいいのか・・・褒める箇所を見つけ、褒めること、らしい!“下手な作文”を載せ「これをどうやって褒めるか」という例がいくつも出てくる。そこを褒めるか、ってな感じです。
 子育てと同じ。わかっちゃいるけど、私、ついつい「もう少しうまく書けないものか」と、息子に”わざわざ”聞こえるように言っちゃいましたよ。私も頑張って、短い文章の中に褒められる箇所を探しましょう・・・嗚呼。
 *去年はこんな作文の本を読んでいましたね。まだ“売り”に出してないから、もう一度手に取ってみよう。
親子で遊びながら作文力がつく本“書く力”で子どもを伸ばす―親が教えられるよい作文よい感想文家庭で伸ばす「本当の学力」 [作文]親子トレーニング「本当の学力」は作文で劇的に伸びるベネッセ発・小学生からの「考えて書く力」