動くまで待っていたら、動かなくなっていた

 思い切って(苦笑)、手元にあるいくつかの英語論文のページをめくってみた。あと2日で某論文集の執筆希望を出さなくていけない。「研究は、生活が落ち着いてから」だとか「頭が動かないから、もう少し動くようになってから」だとかはっきりは思っていなかったけど、現実にはそんな“生活習慣”を続けていたのだから、本当に頭が動かなく、冴えなくなっている・・・。また今年も書けなかったら、研究者の卵がヒナにもかえらない状態なわけで、もう誰からも見放されてしまうような気がする。
 M2の今頃は、もう死に物狂いで忙しかったっけ。「D進学希望者はDゼミでミニ・レビュー論文を発表せよ」という指令が出て未熟な状態の論文を書き(でも実際には私しか発表しなかったような)、一方で週1の仕事(今の日本語学校)をしながら、修論研究の研究計画の詰めと、読解教材(刺激文)探し、同時進行でパイロット調査をして・・・S吾に「お母さんの大切なものはパソコンだよね」とか言われたりしながら、めちゃくちゃな生活を送っていた。あのような生活は二度とゴメンだが、実際はあのような生活を送らないと「業績」というのができないのかもしれない。
 夫の希望だと、来年は一緒にホーチミンで暮らしたいみたいなので、本当に今年しかないような気がするのだが、そうはいっても、頭はどうにも動かないし、実際モチベーションがなかなか上がらないのも問題。さて、どうしましょう・・・どうにかしなければ。
 明日はNちゃんを連れて、再び都内の大学病院に行ってくる。今度は専門外来を受診。「はしか」大丈夫かな・・・、私の論文エントリー、ぎりぎり間に合うのかな・・・嗚呼、他人事のよう(涙)。