心積もりが

 みんなの日本語―初級2本冊なかった、自分に気付く。
 日本語学校から「4月から、火曜日、初級後半レベルのクラスを担当してもらいます。うーんと、『みんなの日本語』43課からです」と連絡が入る。内心「本当ですか?」って言ってみたくなり。だって、「多分4月にクラス減るだろうから、7月からになるかもしれません」って言われていたから。ドキドキ。午前のクラスなので、Nちゃんを8時には保育園に預けるということだし・・・。急に焦りだした。
 実は、夫の出張のエンドってのが延期になり、4月頭に9日間だけ一時帰国するけど、またベトナムへ行くことになってしまったのだ。5月末まで。でもその後も行ったり来たりかな、と。ひな祭りの翌日にその話を聞き、で、ショックを受け、この1週間、S吾の前ではフツーにしていたけど、本当にふさぎこんでいたのだ。もう何にもやる気が起きないという感じで。
 子どもたちが病気になった時の態勢だとか、実はろくに考えていない。いや、ずーとずーと考えていた。でもあまりにも見えない不安をあれやこれやと考えていたら、考えることにほとほと疲れてしまったのだ。夫が帰国すると思っていたし(信じていたというか念じていた)、帰国しなかった場合をあまり考えたくもなかったし(でも、夫不在も想定しておかないととは内心思っていた)。子育てしたことがない73才の叔母が助けてくれるというが、この辺りも少しだけ心配。
 2年ぶりの現場復帰。これはS吾の時も2年間休んでいたので、すぐ現場の勘を取り戻せる自信はある。が、久々の初級。で、今までと同じように文章指導を私が担当するんだと思う。留学生試験の論述も、2年前までとは違うらしい。これって、その辺の本(対策本)以上に教師の力量というか現場知が物を言う。これまで苦労してある程度教え方を確立したつもりだが、やり方を少し変更しなければいけないだろう。