完徹で、終わらす!って、終わってないんだけど

 この数日間のパニックになりながらのレジュメ作成。勉強会の前日にはML(メーリングリスト)で使っているヤフーのブリーフケースにアップロードしなくちゃいけないことになっているんだけど、気付くと日付が変わっていて、しかも、レジュメは飛ばし読みしている箇所は見出しのみ書いたって状態のものしか出来上がっていない状態。とりあえずアップし、深夜後半を取り上げるのを諦め、前半のみを再度読み直し、レポートできる状態に。朝の用事(授乳だとか息子を送り出すとか洗濯とか)を済ませ、再度9時までひたすら英語文献とPCをにらめっこ。改訂版をアップし、PCを閉じる。Comprehension: A Paradigm for Cognition
 夫は有休だったけど、長時間の外出となるため、午前中だけNちゃんの面倒見てもらって、午後から実家の母に来てもらうことに。夫は来週には再びベトナムに行ってしまうため、実家の母も「Tちゃん(=夫)はS吾と遊んで」という気持ちが強く、甘えさせてもらった。40近い娘が、ただ単に「研究モード」になりたくて、自分の研究じゃないけど発表するということで、周りを巻き込んでいる、という図。しかも仕事を休んでもらって(苦笑)
 最後の授乳をして、夫に粉ミルクの作り方等を指導し、搾乳器を持ったことを再度確認し、駅へ。7ヶ月ぶりの東京、大学。産後3回目の電車。久しぶりの生協。Tさんと学食。そこへY子先生も登場。「今日、勉強会でレポーターなんですよ」と言うと「そんな(論文等を)読んでいる暇あるの?」と。大袈裟に聞こえるかもしれないけど、「ここ」に戻ってくるのにどんなに大変だったか。
 認知心理学―知のアーキテクチャを探る (有斐閣アルマ―Specialized)認知心理学事典英語リーディングの認知メカニズムで、「本を読んでいない人にもわかるようにレポートする」ことに専念!私の修論研究に興味を持ったM1にも「今日の勉強会に来るように」って伝えてあったこともあって、担当章(約50ページ!)が終わらないと判断した時に、「丁寧に」を心掛けたつもり。今回の担当は、文章理解研究では当たり前の知識として持っている(はずの)表象について。しかも命題表象。有名な文章理解モデルをドドーンと提唱しているキンチュの集大成的な本の3章。正直「英語だー、しんどい」と思いながら読んでいたのに、ここ数日は「キンチュの息づかい」までも感じるぐらい夢中になって読んでいた。まあ、たったの25ページだったけど(苦笑)。自分のために読むのと、輪読会でレポーターを務めるのでは、読み方が違う。
 完全徹夜だったから、最後の方、意識朦朧。勉強会が始まる直前に生協で会った同期から(Dではない)「お茶しよう」と誘われていたので、胸が張る中、勉強会の後、勉強会も一緒の同期とともに味のある喫茶店へ。意識朦朧の状態でおしゃべりした。今後の予定など色々聞く。みんな「グローバルに活躍!」って感じだ。私はひたすら子どもの世話って感じだ・・・。って、気付くと結構な時間お茶していたことに。胸はパンパン。
 ・・・帰宅後、バリバリバリって音がするんじゃないかと思うぐらい、胸は張り裂けそうに。そう、私は搾乳しないで10時間母乳を生成し続けたのだ。Nちゃんの顔を見る間もなく、風呂桶を抱えて搾乳。少し楽になった時点で、母にお礼を言いながら、夫の手作りの肉まんを頬張る。やっぱり手作りは美味しい。
 長かった1日。今日終わらなかった箇所は、再度レジュメとしてまとめ、みんなに読んでもらうことに。だから、まだ1週間位は英語文献とにらめっこなのだが、それでも何とかレポーターを務められて、で、行きたかった場所に戻れて、幸せな気持ちで・・・明日も外出ということで洗濯を(爆)。