あれもこれもが無理になってきたような

 昨日は、はてなの接続が難しくアップできなかったので、昨日について覚書。昨日は講演会に出席できず。夫の残業がありそうということで、お迎えが頼めないことが朝から確実になり、そうなったのだが、学童のお迎えもかなりきつくなってきたので、息子に学校から直接帰宅してもらうことにして、宿題(音読カードの表紙作成)やら水泳の準備(学校用の水着、タオル、バックなど購入)をすることに。滅多にない早帰りなんだから、母子で楽しく過ごしたいと思っていたのに、帰宅した傍から、私がイライラ。体が思うようにならないということもあるし、研究も思うようにならないということなど、気持ちに余裕がなかった。息子には何をやっても叱ってばかり・・・。すやすやと眠る息子の寝顔を見て反省しきり。
 で、今日は大学に行く前に池袋で妹と会い、ランチしながら、父の墓の見積書などを検討。基本的に兄に任せるのだが、しっかり者の妹がチェックすると気になる点が多々。で、私の意見も聞きたいからと、1時間強相談&おしゃべり。その後、大学へ行き、勉強会へ出席。ゼミが休講のため、その時間を利用。今日はM1の発表。分かりやすいはずの読み物も、勉強会で取り上げ、読み手がたくさんになると、色々な疑問点が出てきて、あっとういう間に時間は過ぎていく。結局は原典に当たらないと分からないけど、自分の専門領域と違う分野を垣間見るには適した本。今日は以下の本から2章。
(1)松見法男「10章 第二言語の習得―第二言語の認知過程をのぞいてみよう」
(2)伊東昌子「5章 筆記思考と認知―表現行為と認知の相互作用的精緻化」

認知心理学を語る〈2〉 おもしろ言語のラボラトリー

認知心理学を語る〈2〉 おもしろ言語のラボラトリー

考える脳・考えない脳―心と知識の哲学 (講談社現代新書)【追記】 松見論文では記憶表象システムについていくつかのモデルを紹介していたのだが(例えば、バイリンガルの二重符号化モデルなど)、この「表象」が結構やっかい。どうしても「イメージ」というような映像を思い浮かべやすいのだが、それだけではないからだ。最近持ち歩き用にと『考える脳・考えない脳―心と知識の哲学 (講談社現代新書)』を手にしたのだが(実は「コネクショニズム」の理解に役立つかと思って)、最初っから「表象」の話。私の頭では理解が難しいっ!
 *「表象」についての参考文献:
森敏昭・井上毅・松井孝雄(1995)『グラフィック 認知心理学 (Graphic text book)サイエンス社
グラフィック学習心理学―行動と認知 (Graphic text book)

グラフィック学習心理学―行動と認知 (Graphic text book)

認知心理学―知のアーキテクチャを探る (有斐閣アルマ―Specialized)

認知心理学―知のアーキテクチャを探る (有斐閣アルマ―Specialized)

*7章の「問題解決と推論」について執筆しているのが、うちの大学(日本語教育コース)で統計を教えてくださっている黒沢先生。私の指導教官(勉強会でもご一緒)は、大学で行われた黒沢先生の講演録が「やっぱり、わかりやすい」ということだが、私にはやっぱり難しい。この本の4章「表象」の方も参考にしながら再度読めばいいかな。