ドタバタレポーターでした・・・
昨日の勉強会、結局ハンドアウト13枚になってしまった。ナビゲーター(レポーター)として自分が迷子になったような感じがしないでもない・・・。レポーターをやって思ったのは、とにかく『分散認知―心理学的考察と教育実践上の意義 (現代基礎心理学選書)』の編集者であるソロモン氏の論述展開が参考になったこと。そして、この本が“骨太”であること。勉強会でも話が出たが「こんなに立場が違う人が同じ本におさまる、それも批判的立場で『○○(本書の第△章)によると・・・。しかし、・・・』と堂々と論戦をしているのが、日本ではありえないんじゃないか、そしてそれが編集者が」ということ。
昨日は、新たにM1と研究生が4人参加し、またこれまで仕事や家庭の事情で参加できなかったDの先輩達も出席でき、今後さらに多角的な議論ができる場になるんじゃないかと思った。参加したM1は語彙習得や読解研究に興味があるということで、私の大学院ではここ数年下火だった研究領域がまたまた復活の兆し。私も追いつかれないようにがんばらなくちゃいけないなあ・・・。
今後扱いたい文献を持ち寄ったり提案がされたが、私自身が継続的に参加できるかどうかが怪しいことから「夏の集中勉強会は我が家で!」という提案だけは堂々としてきた(笑)。「夫が不在かも」と言ったら、期待度が下がったようだが(笑)。みんな、夫の手料理を期待していて・・・(苦笑)。とにかく我が家は勉強会を開くぐらいは部屋の大きさ・テーブルの大きさも十分で(自宅で日本語教室も開こうかと思ったことも。今は大型ホワイトボードも購入しようか検討中)、誰でも料理できるぐらいに台所も広いし(みんなに作ってもらう気満々♪)、是非実現させたい。数名の宿泊もOKだし。
あ〜、話が逸れた。今後扱いたい文献としては、以下のものが提案された。
- 作者: 今井むつみ,野島久雄
- 出版社/メーカー: 北樹出版
- 発売日: 2003/04
- メディア: 単行本
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- 作者: 秋田喜代美
- 出版社/メーカー: 放送大学教育振興会
- 発売日: 2006/05
- メディア: 単行本
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Handbook of Reading Research, Volume III
- 作者: Michael L. Kamil,Peter B. Mosenthal,P. David Pearson,Rebecca Barr
- 出版社/メーカー: Routledge
- 発売日: 2000/04/12
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: 田辺繁治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/03
- メディア: 新書
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【追記】 忘れていた。その他に、小さい実験をやっていきたいという提案も出ていた。今、MLでその参考文献が紹介されたので、ここにも載せておく。
『Webを介してできる基礎・認知心理学実験演習』
『パーソナル・コンピュータによる心理学実験入門―誰でもすぐにできるコンピュータ実験』