初めてのこどもルーム(帰宅後の様子)

 昨日のコメントから。こどもルームとは学童保育のこと。私もついつい「学童」に慣れているのですが(何と言っても母が作った学童で育った人間ですし)、こっちでは「こどもルーム」という名で「ルーム」と略して言う場合も多いようなので、私も慣れないといけません。夫なんか、何度も「プレイルーム」(保育園の一番広い部屋の名称)と言ってしまっていて、今朝もベッドの中で「昨日のプレイルーム、どうだった?」と聞いてしまい、息子に「なに それ?」と馬鹿にされていました。
 で、昨日は親子ともども疲れてしまって(私は風邪もあって)、初日の様子を書き記すことができなかったので、2日目の今日、送り届けた後で。昨日の強風で自転車が押し倒されそうになり、普段とは逆の右足で自転車が倒れないように踏ん張ってしまい(後部には息子が乗っているので)、変な腹痛がきたので、やっぱり時間が掛かっても歩きで送り迎えをすることに。息子と一緒だと20分、私一人だと15分。これを学校が始まるまで毎日往復2回することに(涙)。
 さて、昨日は初日。“慣らし”のつもりで2時にお迎えに行ったのだが、その時の様子。保育園友だちの女の子数人と一緒にテーブルを囲んで、女の子たちが塗り絵をしている中でドリルをやっていた息子。そのテーブルの外野では、みんな好きな遊びをしていた。先生が「S吾君、朝もドリルをがんばっちゃって」と笑って言っていた。「ドリル熱再燃」は帰宅後も燃え続け、スイミングまでの時間に少し昼寝をしてほしかったのに、ずっと漢字ドリルを。「『がんばったね』シールを はって」と、ドリル付録のシールを持ってくる。これを貼ってほしくてがんばったの?ってな具合。私は『がんばったね!』『やったね!』と書かれたシールを終わったページにペタペタと貼っていく。
 私はドリルをやっている息子の隣で、「お裁縫熱再燃」ごとく、朝作った雑巾(ふきん)の余り、つまりタオルの残り4分の1でミニふきんを作った。雑巾はいつもタオル4分の3で三つ折にして作るから、その残りで。一部“口”になる部分を残して袋状に縫っていき、裏返して表にしたら今度は黒糸で縁(ふち)の少し内側を縫い付けてカワイイふきんの出来上がり♪
 で、結局、こどもルームの初日の感想は「たのしかった〜」ということ。同じ保育園出身が10人くらいいるのだから、保育園の延長のようなものだと思う。ただ、少し勉強の時間というのができて、息子はもちろん遊ぶのも楽しいし、勉強の時間も楽しいみたい。どちらかというと、周りに影響されずに黙々と自分の目標(?)に向ってやるタイプだから、先の先生にも「この子は大丈夫」と言われた。多分、安心して息子の自主性を尊重していけるという意味だと思う。スイミングから帰宅した後、私が夕飯を作っている間もドリルをやっていて、どうも算数のドリルが終わってしまったからか、明日の準備として漢字とひらがなの数ページをクリアフォルダーに入れていた。夕飯の支度ができて息子がまだドリルをやっているようだったから、昨日のコメントのお返事を書いてしまおうとPCに向っているうちに、息子は寝てしまっていた。夕飯抜きで、結局今朝の6時まで寝続けた。で、一人で夕飯を食べようとテーブルの上を片付けていたら、明日の準備をしていたのがわかったのだ。ついつい「そんなに勉強しなくてもいいんだよ」と言ってしまうのだが、ここは辛抱、息子がやりたいまでとことんやらせるしかないんだなと覚悟を決めないと。
 さっき、ルームに送り届けてドアを開けた時、昨日の女の子たちも早速ドリルを開いていた。多分これが学校が始まる前の子どもなんだと思う。始まったら、それ程勉強をやりたくなくなるかも(苦笑)。