一昨日、退院してきました♪

 またまたご無沙汰してしまい、ご心配お掛けしております。
 アクセス数が多く「あー、心配している人が多いのに・・・」と、わかってはいたけれど・・・。治療(癒着)が過去2回の経験値が生かされなかったこと(高熱ではなく一番嫌いな心臓バクバクがひどかった!←左胸には心臓があったのだった!!)、治療の結果、前回の記事の時より肺が若干(?)縮んでしまい凹んでしまったこと、治療が終わった途端、一気に疲れた出てしまい、ベッドの空きもあったので、子どもたちがいる3連休には退院せず、少し長く入院させてもらいました。窓際のベッドから雪を見ながら、「この1ヶ月の経験は何だったんだろう・・・」と、ぼーと過ごしていました。
 とはいうものの、退院日(2/14)は元々予約していた外来の診察も受け、病室で処方箋が出るのを待っているだけでもかなり疲れ、帰宅したらしたでNちゃんが喜んでいることをいいことに、狭いベッドで2人で寝てしまい、昨日の朝起きた時には、またまた疲れておりました・・・(苦笑)。だからなのか、食事時と、訪問看護師の初回訪問を受けている時間以外、ほとんどベッドに横になってグースカ寝ていました。数日前から抗がん剤・ゼローダの副作用で下痢気味になりだし、利尿剤も飲んでいることで、それも体力消耗に貢献しているのかもしれませんが、夕食後から深夜の2時半までぐっすり寝てしまい、やっと深夜に起きて歯磨きして、再度寝たりして・・・。
 結局のところ、胸水は6L抜けました。前回の記事の時点で、すたすた歩けると書きましたが、肺が縮んでしまったからか、すたすたは歩けません。左肺の治療をしただけだけど、終わってみれば右肺も違和感たっぷりで、恐ろしくてあまり体(上半身)を動かしていません・・・(涙)。右側の鎖骨下あたりの肋骨(か、その周辺の軟骨)に違和感があり、呼吸のたびにポキポキなります・・・。精神的には、前回の記事との落差が結構あります。まあ、癒着をすれば、当分は水が溜まるということもなく、しばらくは(?)呼吸困難に陥ることはないはずなので、折り合いをつけなければいけません。癌治療は、賭けの部分が結構あるので、私は自分で納得した治療を受けているのですから。でも、在宅では酸素なしで動けそうです。
 人は本当に欲張りです。1ヶ月前まで「とにかく家で過ごせればいい」「生きていれさえばいい」と考えていたのに、一気に呼吸苦から解放されると(前回の記事の時点)、「Nちゃんと手をつないで散歩できる!」「Nちゃんを美容院に連れていける!」「4月から小学校の読み聞かせボランティアに復活できるかも!」などと、何でもできることを思い描き、癒着の治療後は「もしかして、できないのかな・・・?」という不安を感じた途端、涙して・・・。ああ、でも、欲張らなければ、入院前より楽にはなっているはずなので、『できること』が増えるはずなのです。もう無理かと思っていた、実家への帰省と家族旅行は、3月に実行したいと思います。これは、本当にできる自信があるので、嬉しいです。
 これからは、予約外で病院に駆け込むことも少なくなると思います。目指すは「予約日まで駆け込まない!」です(爆)。でも、週1回の訪問看護を受けて、肺の音などを聞いてもらいます。うーん、本当、生き続けるためにはお金が掛かりますね・・・。
 そうそう、よく聞かれること。「それだけ水が抜けたんだから、体重も減った?」に対する答え。正月1回目の記事に「年末年始太りしてしまった」と書いたけれど、あれは水が増えた分だと思われます。呼吸苦からそれ程食事量を取っていなかったのに、増えるのはやっぱり変ですよね(苦笑)。昨日の朝、同じ条件で体重計に乗ってみました。結果、正月の時点から、3キロ減っていました。6L抜けたからといって、6キロ近く減るもんではないですね〜(笑)。
 少しずつ体力を戻しつつ、ぼちぼち日常を取り戻していかなければいけませんね。研究も再開したいと思います。
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 みなさんのコメントに、本当に励まされました。少しずつレスしていきたいと思います。
 突撃も含めて、何人もの友人のお見舞い(訪問)を受けました。やはりおしゃべりは楽しいです。またお見舞いの品もいただきました。ありがとう。恩返しができるように・・・精一杯生きたいと思います!