通院日/Nちゃん、中耳炎・・・

 今日は通院日。ゼローダは、3週間朝晩服用したら、1週間休薬というサイクル。今日から2クール目に入るため、診察の1時間前には採血しておかなければならない。早めに着いたので、付き添いの叔母と一緒に院内のレストランでコーヒー。予約時間の30分前には外科の待合室に戻った。大抵、診察前に看護師さんに一度体調を聞かれるからだ。「あれから、どうですか?」と聞かれた。
 実は、この4週間の間に2回ほど予約外で診察してもらっている。今月に入り、夜中や朝方の咳込みがひどくなり、咳止めやら痰切りなどの薬をもらわないと睡眠が上手く取れないということで、乳腺外科→呼吸器内科というのを1回。大学時代の友人が来た日もあまり眠れず、精神的なものからか呼吸が浅くなる気がしたので、在宅の酸素療法(酸素吸入)をしたいという相談も兼ねていた。咳止めと痰切りの方は、以前処方された薬ではなく、コデインリン酸塩酸という麻薬系の痛み止め*1が咳も止めるということで、毎日飲んでいた痛み止め・ロキソニンから変更することになった。しかし、酸素の方は、サチュエーション(酸素飽和度)が90%以下にならないと保険適用にならないということで、断念せざるを得なかった*2。逆に“酸素吸入は不要”な体ということを確認できたので、精神的には安心できたのだが。
 精神的な問題だと思い、なるべくリラックスして眠るように心掛けて眠れるようになったのはいいのだが(咳止めも効果あって)、翌日から血痰(もしかして喀血?)が出るようになった。それが、1週間続いたので、翌週にはタッパーに吐き出したものを持って乳腺外科を受診。まあ、あまり乳がん患者には見られないけど、「気にするな」と。そうなのだ、毎日出続けるのは気になるのだが、量が多くないし(止血する必要もないだろうし)、どっちみち、対処療法が何もないのだから・・・。そして、「4週間後と言われていたのに、毎週のように予約外で出向いてすみません」と言ったら「何もないとは思っていないから、毎週来てもいいよ」と言われてしまった…ハハハ。それから10日後の今日、この10日間も血痰は続いていたのだが、出せば楽になるし、何といっても、息切れしないで歩けるようになっていたので、とても軽やかな気持ちで診察室に入った。
 が、入ったそうそう、主治医は困ったような表情。「頭、痛い」と何度も言って、「白血球値が低いんだよね」と。休薬週の後は、一番高くなくちゃいけないんだけど、今日の私、2300しかなくて、主治医は、向こう1週間休薬するか、減薬して服用を開始するかの判断に、何度も「あー、頭、痛い」と言いながら悩んでいた。「ガツンと(白血球を上げる)注射を打つってのはどうですか?」と提案したのだが、あれは、下がり切ったところで上がるようにするものだから、こういう場合は通常打たないとの説明。それでも、「打ってみるか・・・」なんて呟いては否定して、かなり悩んでいた。「あんたの場合、休んだらまずいからなぁ」なんて言いながら、やはり減薬して服用を続けてみて、1週間後に再度血液検査をするということになった。多分、その時点で白血球値が低ければ、注射を打つことになるんだと思う。数日前に右肺の真ん中辺りに違和感があったと伝えたら、やはり「気にするな」と。確かに、大きな体調の変化(悪化)がなければ万々歳という私の体だものね。
 入院している方のお見舞いに行こうと思い、病棟に出向いたら、お目当ての方、既に退院していたとのこと・・・。年内に退院したいと言っていたので、退院のニュースは嬉しかったが、お互い連絡先を交換していないので、もう連絡が取れないのかなと思ったら、なにゆえ10日前に出向かなかったのか、と後悔した。もう1人、気になっていた方(76才)は、1ヶ月前に既に亡くなっていたと聞いた。7月に私のことをかなり励ましてくれた方だが、8月中頃に生きる気力が無くなった様子を見せると同時に寝込み始めてから、私はどうしても声を掛けられなくなっていた。天国のご主人のもとに行かれたと思う。ご冥福を祈る他ない。
 帰宅後は睡眠不足を解消しようと思い横になったが、なかなか眠れず・・・。微熱もあるし、嫌な予感。でも、明日は大学院の研究仲間が遊びに来てくれるので、何とかいい眠りをして、楽しみたい。
〜〜〜〜〜
 Nちゃん、前日朝に「右耳が変。痛い。聞こえない」と言い出したので、母に耳鼻科に連れて行ってもらった。結果、中耳炎。この1週間、小児科に処方された抗生物質と咳止めを飲んでいたのに・・・。
 Nちゃんの通院に私はついていけないので、母と叔母と色々相談。通院などの子どもの世話ができないのが辛いところ。周りの世話になってばかりいる。
〜〜〜〜〜
 2週間前にAmazonでサチュエーション(酸素飽和度)を測る計測器を購入。毎日チェックしている*3。心拍数も同時に測れるのだが、この2週間で息切れしない理由がわかった。安静時の心拍数が2週間前は100以上あったのが、最近は80台になっているのだ!前の抗がん剤の心臓への負担(副作用)がひどかったんだと思う。

 

*1:麻薬系の痛み止めは2種類目。入院中から退院直後まではオキシコンチンという痛み止めを飲んでいた。入院中には副作用の吐き気がなかったのに、退院してから吐き気に襲われ、痛みは強くなかったから、ロキソニンに変更したのだ。

*2:通常95%以上が正常値。入院中は95%切ると、酸素チューブをつけてもらえた。

*3:スタスタ歩くと、90%になるが、安静にしてしばらく経つと93−97%になる。横になっている時は94%が多いかな。