友に救われる

 今日はがん友(?)と久しぶりに電話で話した。私は抗がん剤にしろホルモン療法にしろ、それほどひどい副作用は出ない方だと思うのだが、その友は出るべきものはほとんど出るというタイプらしい。QOL(生活の質)という点からすると、副作用は出ない方がいいに決まっている。せめて出るなら出るで、治療の効果が確実にあるといいのだが、がん治療でそんな保証はどこにもない。で、そのがん友、副作用で苦しい思いをしているのに、いつも私の心配をしてくれて、励ましてくれて、そんな思いに触れるにつけ、「よっしゃ、がんばろう」って気になる。
 前回の記事の翌日には(前の前の日曜日)、大学時代の友人4人が我が家に来てくれた。その前日には「行けない」という友人からはがきが届いた。みんな結婚してからあっちこっち別々の土地に住んでいて、こうやって来てくれるのを調整するのも大変だったと思う。北からいうと、仙台、宇都宮、府中、横浜から。入院中もお見舞いに来てくれて、かなり励まされたんだっけ。退院したら、また去年みたいに飲める場所で集まれるかと思っていたのだが、私の“外出できない状態”をブログで知り、すぐさま日時調整をしてくれたのだ。
 で、集まったら集まったで何を話したかというと、昔話で大笑いし、それぞれの子育ての苦労話に耳を傾けたり・・・まあ、何だか昔と今とのギャップもありつつも、時空を飛び越えて、結局は昔の関係性のまま、大笑いでお開きになったのだが。4時間半近く大笑いしたかな。
 時間は遡るのだが、その2日前の金曜には、日本語学校の元同僚も顔を見に来てくれた。研究の話もできる人。入院中何度もメールをくれ、おしゃべりに来てくれた人生の先輩だ。
 私は、友に救われている。本当にありがとう。
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 今日は、元気だったら徒歩1,2分のコンビニに、息が上がることなく歩いてコーヒーゼリーを買いに行けた*1。先週きつかった距離が今日は楽だった。いいニュースをブログに書けることが嬉しい。
 

*1:1人じゃ不安だから、お昼を作りに来てくれた叔母と一緒に出掛けた。