悪化しすぎじゃないか?

 先週の半ばに「やはりおかしいのではないか?」と感じ、一気に色々な自覚症状が出始め、金曜の朝に大学病院に電話して、レントゲンの予約。診察は予約なしだったので、一般外科の先生の診察となった。3週間前に撮った画像と比べて、一気に左肺の白い部分が増えていた。午後に乳腺外科の主治医が画像を見てくれて、看護師から「ただ水が溜まったのか、それだけではないのかを確かめた方がいいということで、CTを予約します」と自宅に電話。昨日午前にCTを撮り、午後に主治医の診察。正直目をつぶりたくなる画像であった。水もあるのだが、胸腔内が固形癌(しこり)で一杯。6月とは比べ物にならないものだった。「片肺で生きているようなものだ。一気にそうなったから、そりゃ、苦しいよ」と。
 「肺は命取りになる」と言われ、抗がん剤の“エース”であるAT療法(アドリアマイシン、タキソテール)を4クールやってきたが、効果がないということがわかった。今週金曜の5回目の投与は中止し、“抑え投手”であるゼローダにスイッチすることに。
 昨日の夕方、「入院しなくて済んだよ」と、先に帰宅していたS吾に“ただいま”を言ったら「やったね!」と言ってくれた。次のゼローダが効果があるのか、効果が出始めるのはいつになるのかわからないが、家事がほとんどできない母親であっても、子どもたちのためにも、何とか入院せずに自宅で過ごせる日々を積み重ねたいと思う。
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 昨晩は安定剤を飲んだのに、よく眠れなかった。精神的なものもあるのだが、もう一つの自覚症状である頭痛が原因。5日間連続、今までの人生で感じたことがない違和感。痛いという痛さではないのだが・・・。まあ、つまり(8月には否定されている)脳転移の疑いも急浮上したわけで・・・。今週金曜にはMRI。さて、これから私はどうなるのだろうか・・・。
 病院に付き添ってくれた母と、仕事から帰宅した夫から、「車いすを買おうか。そうすれば外出できるだろう」「優先順位を決めて、疲れない範囲でやっていったらどうか」「会いたい人に会っておいた方がいいのではないか」と・・・。今の状態では、10分歩くと息が上がるから、近所以外の外出は無理なので、体調を見て、友だちには我が家に来てもらおうかなと思う。