リュープリン12回目―――折り返し地点

 卵巣機能を抑える皮下注射・リュープリンも今日で12回目。ゼミに行く前にクリニックへ。
 リュープリンは1ヶ月製剤のものを使っているので、2年間で計24回行うもの。今日でやっと半分。今日は待ち時間からうつらうつらしてしまい、主治医と話す時点でもボーとしていた。「お子さんたち、どう?」なんて聞かれても、一呼吸置いてやっと「下の子が風邪気味で、でも熱がなかったから、保育園に預けてきちゃいました」と答えたのみ。かばんには、もしかしたら見せようかなと思っていたNちゃんの七五三写真があったけど、CT検査の話をちょこっとして診察室を出た。
 注射は、ネット上では、その痛さを嘆く声がよく聞かれるんだけど、私は皮下脂肪たっぷりだからか、細い針が入る瞬間チクッとするだけで痛みはない。今のところ、代表的な副作用のホットフラッシュなども感じず、月のモノを止めてもらっているぐらいの感覚でいる。
 28日毎に通院しているのだが、そうすると、給料支払いの“1ヶ月”内に2回通院することもあって、今回もそうなりそうだったので、次回を30数日後に予約しようと考えていたのだが、その次を考えると、クリスマス辺りとなり、もしかしたら家族旅行あるいは実家帰省などをする可能性もあって、やはり次回も28日後ジャストにしてもらった。経口薬・ノルバデックス28日分を処方してもらい、今日のお会計、〆て19,640円也。
 今月は歯医者と耳鼻科にも何度も通院しているので、医療費が嵩んでいる。
 コホコホ咳と倦怠感が抜けないとか、アレルギー疑惑のことだが、耳鼻科でアレルギーテストをした結果、ハウスダスト・ヤケヒョウヒダニ・スギ・ブタクサなどに反応なし。結果が出るまで、アレルギーのお薬と痰を薄める薬を飲んだのだが、それでも喉の奥に何か垂れてきている感と痰が抜けないという症状から「後鼻漏(こうびろう)」という診断だった。鼻水が喉の方に流れてきてしまう症状のこと。普通の「鼻水が出る」っていうのは前鼻漏(ぜんびろう)という。それで、処方された薬を飲むこと2週間、もう殆ど治った。今回だけのことなのか、今後も苦しむのか、それはわからないので、やはり体調管理には気をつけなければいけない。咳が出て苦しくても「風邪じゃない」と言われると、結構不安に駆られるのががん患者ゆえか・・・。ということで、はっきり原因がわかってよかった。