一難去ってまた一難・・・とびひと造影剤漏れの話

 コメントいただいていたのに、お返事が遅くなって申し訳ありませんでした。久々のブログ、近況です。
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 S吾の夏休みが終わるのを楽しみにし、新学期2日目からの給食開始も楽しみにし(←ご理解いただける方、大勢いると思います、ハイ)「やっとまとまった時間が取れるぞ」と思ったら、Nちゃんがとびひに。職場(日本語学校)で授業開始時間に、携帯に保育園からの着信履歴があり、恐る恐る電話を掛けてみると「朝から(顔の)ポツポツは増えていないんでけど、とびひかもしれません」と報告が。その日はS吾の耳鼻科を優先し(仕事帰りに待ち合わせして)、翌朝Nちゃんを皮膚科に連れて行ったら「顔はあせも。でも、この腕の方は完全なとびひよ」と診断が・・・。数日前に保育園で擦りむいてきたところに絆創膏を貼っていたのだが、もう治っているだろうと思って剥がしたら、傷口が「きれい」なままで・・・。真っ白で浸出液が出ている状態。ということで、9月の第1週は、登園停止に。とびひっていうぐらいだから、ポツポツなどが飛び火するように増えていくのかと思ったのだが(S吾はやっていないから、親としては初めての出来事)、かゆいところもないし、どこかに飛ぶ気配もなし。とにかく、飲み薬と塗り薬で対処。
 第2週になり、朝一で皮膚科に行ったら「もう大丈夫。こんなに早く治る子は滅多にいないよ」と。結局飲み薬は4日で終わり、すぐに治癒証明を出してもらい、保育園に預けた。なんといっても、この日は術後1年のCT検査の予約が入っていたので・・・。
 クリニックに紹介状をもらいに行き、手術した病院へ。ささっと終わって「再発・転移なし」のお墨付きをもらうはずだったのが・・・造影剤の血管漏れというか皮下漏れというか・・・右腕はリンパを取っているので、注射その他は全て左腕しかできないのだが、抗がん剤治療の影響もあって、いい血管が見つからないと2回刺し直され、「多分大丈夫でしょう」ということで、検査を開始。まずは造影剤なしでスキャンしてもらった後、「造影剤、入ります」という案内とともに、一気に私の左の二の腕に鈍痛が広がり、一気に腫れあがってしまい・・・検査は中止に。針を刺した看護師は姿を消し、別の看護師と放射線科の上役が来て、もう1回腕に刺そうか、それとも足に刺そうかなどとやっているものだから、「今日じゃなくてもいいです。別の日にお願いします」と。看護師がクリニックの主治医に電話をして「後日、クリニックの通院日にしましょう、とのことです。N先生(=主治医)も『ごめんなさい』って言っていました」と。検査台の上に横になったまま、正直凹んでしまった。延期決定までの少しの間、一人残され、涙が溢れてきた。その状況にいる、そして凹んでいる自分に、凹んでしまった。「これまでの治療はうまく行っていたのに、何ゆえ術後1年目の最初の検査でこんなことになるの」だとか「つい10分前までポジティブでいたのに」だとか・・・一気にガクンと来てしまった。腕が腫れあがっているのと、だから肘を90度より折り曲げられないのとで、検査服を脱ぐのも大変だったけど、涙が止まらないこともあって、その場から出ていきたい思いで、看護師に「(着替えを)手伝いましょうか?」というのを断って、何とか元の自分の服に着替えた。
 今月中にやり終えなければいけないことを抱えていて、凹んでいる暇はないのだけど、凹んでしまったのは仕方がない。左腕の腫れが3日目に落ち着いたころにはメンタル面も何とか復活でき、少しずつ“やるべきこと”を処理。先週の感情をそのままブログに吐き出したら、みんなに引かれてしまうかな、と思ったのと、リアルでメールが書けないでいるのにブログをアップするのも憚れて、今日「ヒサビサ」となったのでしたm(_ _)m
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 今の心配は、

  • 今月末までに終わらす予定のものがあまりにも進んでいないこと、
  • 小学校の運動会が延期にならないかということ(今度の連休、静岡大教育心理学会に参加予定。だから土曜に無事やってほしいのだ)、
  • Nちゃんの七五三のこと(着物を着せて写真撮影などやるかやらないか決めかねている)

などなど。さて、どうなることやら・・・。
 でも、いいこともあったのだ。なんと、ステッパーを開始して4週間が経ち・・・、マイナス1.5キロ!やっと去年の抗がん剤治療中の体重に戻った。ホルモン療法で太った分を、リセットしただけなので、標準体重までの道のりは「あと4キロ減!」なのだ〜〜〜(涙)。とにかくメタボ腹、どうにかしないと・・・。