今日はガーナの学生の誕生日でした
12時半過ぎに「先生、今日Fさんの誕生日だから、1時から(ケーキ)いいですか?」と2人の学生から交渉された。「もちろんいいよ」と。
みんなでHappy Birthdayを歌った。中心となって祝おうとする学生と、宿題チェックや教科書などに目を向けている学生と半々だったかな。悪気はなく、ただ単にシャイなんだと思う・・・。
でも、まあ、「今日はいい日だね」と、26歳になったガーナ人学生に声をかけると、本当に嬉しそうだった*1。異国の地に希望を持ってきた学生たち。その中でも生き生きとしている学生もいれば、少し「こんなはずじゃなかった」と思っていそうな学生もいる。また、親の都合で日本に来た16歳の中国人女子学生やペルー人男子学生もいる。ご主人が日本人だったり、また(ご主人の)仕事の都合で家族ビザで滞在している主婦もいるクラス。作文指導もしているので、彼ら・彼女らの書く過程で話したり、書かれたものを読んだりしていると、一緒に嬉しくなったり、寂しくなったり。ふと、私の役割って何なんだろうって思うこと、しばしば。
GW以降(って、もう随分経つな)授業準備に力が入らない。自ずと授業の質も落ちている気がする。自覚しているんだから、学生たちもなんとなく感じているかもしれない。帰宅途中、本屋で新しい教材を買ってしまった。鼓舞しないと。
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おまけ
先日、日本語教師養成講座でご一緒していた方々と食事をしたのだが、その帰りの電車の中で、同じ方向の電車に乗った友人から紹介された本が『日本人の知らない日本語』という本。日本語学校の教師のもの。学生との日々のやり取りが面白おかしくマンガで描かれている。時々「こんな教え方しているの?」という文法説明があったりするけど、私の勉強不足かもしれないので、具体的には触れず(って、今、同僚に貸しているので手元にない)。
とにかく売れている模様。地元の本屋でも「売切れ続出」なんていうポップがついて平積みされている。
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*1:今日の作文の時間に「喜ぶ/喜んでいる」を教えたかったので、ここぞとばかりに、ケーキを準備した学生に「Fさん、喜んでいるよ」と話し掛け、板書。まだ様相の「〜そう」が未習なんだけど、期末試験(作文)で「(someoneが)『ありがとう』とおもいます」というような表現、何人かの学生が書いてきていたので。