代講してきた

 S吾のインフルエンザも治り、Nちゃんも「風邪気味」程度で無事済み、今週はやっと活動的に。あっ、夫も月曜には赴任地に戻って行ったしね。
 月曜は同期の博士論文公開発表会を聞きに大学へ。発表もよかったし、久しぶりの先輩などにも会えておしゃべりもできた。
 昨日は日本語学校の仕事。で、私の隣で、今日の担当の先生(常勤)がマスクしてマフラーしてちじこまっていたんだけど、Nちゃんのお迎えに向う道中、あまりにもつらそうだった姿が頭から離れず、帰宅後「明日代講できますから、無理しないでくださいね」とご自宅に電話。今朝9時過ぎに電話があり、「やはり代講をお願いします」と。10時に歯医者に行き、一度自宅へ戻り、授業準備をして、12時少し前に学校へ行き、プリント類の準備。そして1時から45分授業を4コマ。
 今年職場に復帰するにあたり、ダメ元で「子どものことがありますので、代講できる先生と組ませてください」とお願いしておいたのだが、なんと私の方が先に“役に立つ”ことができた。以前から、病気だけでなく、子どもの行事、介護、旅行などで代講しあう、そんな職場だったけど。(私が復帰して仕事をするのを、ほんと、みんな喜んでくれているし、校長なんか時々ふと涙ぐんじゃうし・・・苦笑) 
 この3日間、毎日6時半〜7時に保育園にお迎えに行き、その後夕食を作って食べて、子どもと風呂、で、絵本を読み聞かせしながら寝る、という生活。所用で実家の母が数日宿泊するということで我が家に来たのだが、夕食食べながら「ayumiは本当に元気になったね」と、しみじみ言われてしまった。いや、前から(睡眠さえうまく取れれば)元気なんだけど、疲労恐怖症というか倦怠感恐怖症というか・・・ちょうど1年前の乳がん発覚直前の「どーしよーもない全身の倦怠感」をまだまだ体が覚えていて、あの状態にはなりたくないというか、で、疲れるまで何かをするというのは避けていたんだけど、心身ともに元気になってくると、特に精神面が充実してくると、あれもこれもやりたくなってきて、いつのまにやら活動的になっていた、というわけ。今は時間があれば論文や専門書を読んでいる。それが本当に楽しい。何で時間があった治療中に研究関連ものが読めなかったのか、と思うのだが、やはりココロの問題があったのでしょう。今、やっと頭の回転が戻ってきて、気持ちが充実している。
 月曜の大学の学食でのおしゃべりで、体が冷えてしまい、ちょっと風邪引きそうな予感がしないこともないのだが、あったかいものを飲んで、月曜に大量にコピーしてきた教育心理系の論文を読もう。さっさと自分の論文執筆に取り掛かれ、という声がどこからか聞こえそうだが・・・汗。