日替わり

 体の調子は日替わりである。
 今日は朝からだるくて、久しぶりに昼前に横になった。それで調子が戻ればゼミに出ようと思っていたのだが・・・。この気候もあるし、抗がん剤の副作用かは正直わからない。「抗がん剤」と一口に言っても、前回の薬の時ってどうだったっけ?と、薬の種類によって副作用の出方が違うし、個人差が大きいし。先週からWeeklyのものを火曜に受けていて、副作用の出が曜日としては前クールより1日ずれてしまい(前は月曜投与)、金曜のゼミに今後も出られるかはその日次第というところ。いや、今日だって、気持ちの持ちようで、頑張れば出向けたのかもしれない。ただ、先週の木曜に「歩けないかも」という恐怖を味わい(今思えば、歩く気力されあれば歩けたのかも)、Nちゃんのお迎えをファミサポに頼み、S吾とNちゃんの夕食と風呂入れを2階の義姉家族に頼んだことが、行動にセーブをかけている。・・・といっても、投与翌日はハイ状態で元気だし(←これも副作用じゃないかって強く疑っている!)、だるさや骨痛は投与後3〜4日目の1〜2日だけである。今日はのっしのっしと歩きながらも、S吾を耳鼻科に連れて行けたし・・・。
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 Weeklyパクリ(タキソール)の2クール目。全12回のうち、先週は4回目、今週は5回目を投与したのだが、メモしておく。
 前回は、主治医に「走り出したいくらいハイの時がある」ことを伝えるも、ふうーんって感じの反応だった。抗がん剤治療前の私にはない衝動なので、私としては“影響”だと思っているのだが、どの本にもそんな副作用は書かれていない。だから丁寧に医療現場に報告しようと、伝えたのだが・・・。まあ、抗がん剤治療開始してからの方が、『健康体』と感じるぐらい体調がいいのだが(苦笑)。
 私はEC療法→Weeklyパクリという治療法を取っているが、どういう判断でその選択になったのか聞きたかったので、聞いてみた。初期の検査(画像やら細胞診やら)からだけでなく、どうも医者(や医療機関)の“これが効果がある”という方針にもよるみたい。先週、到着したばかりだというイギリスの学会ニュースレターのようなものを見せてくれ「EC→Weeklyパクリ」の有効性を検証した研究報告を見せてくれた。「僕(=主治医)はこれが効くと思っていたんだけど、やっぱりだよ」と。私の主治医は「副作用はね、多分(医療機関が)それに対処しようとするかによっても、出方が違っているような気がする」という話も。看護師(ブレストナース)が患者から丁寧に副作用を聞き、(医者は)痛みだったら痛みをとる方法を検討していくことが大切だ、というような内容を。「切ったらおしまい」「痛いのは仕方がない」というのはトンデモナイ、と。また、病院の待ち時間や「患者の満足感」についても(私は小さなクリニックだからか待ち時間がない!)。これが先週の話。
 今週は、先週木曜に起きた、下半身のだるさから始まり、膝から下がもうどうしようもないほどのだるさで「歩けないかも」と思ってしまったことを報告し、また「前回投与までは便秘で苦しんでいたのが、前回投与の翌日から下痢が続いています」と。腸内環境を整えるためと整腸剤をもらうことに。食事についても色々と・・・。
 毎回のことだが、他の患者を待たせているのではと気になってしまう。9時45分に病院に着き、血圧を測り(タキソールになってからは血液検査をしない!)、10時ごろ主治医と話しながら点滴開始(ここで長話になってしまう!)。その後ソファでゆったりしながら本を読む。途中爆睡することもあるが、12時以降は、トイレに何度も立つ。1時半ごろまでの点滴。ボーとしながら、支払い。