「教える」「気づかせる」

 S吾の授業参観の授業は算数だった。
 今日の学習目標に沿った問題(文章問題)が出され、各自「自分の考え」を求められ(式で表すこと)、すでに明らかになったことを「わかった人?」と早口で質問され、先生が何を求めているのかわかっていない子どもたち(のように、私には見えた)。でも何人かの子どもの答えから、今日の「大事なこと」が導きだされ始めたかに見えたところで、先生による「まとめ」が・・・。あれ?そういうのを気づかせ、言葉に表せるまで子どもたちにやらせないのーーー?!という展開だった。最後に教科書を開かせ「今やったこと、ここに書いてあることと同じだねー」と確認させ、その下に出ている問題を3問やったのだが、こんな教え方でこのまま1年間行っちゃうのかしら・・・?
 うーーー、もったいない!! 
 それで思ったのだが、親が授業を参観すること、学校側にとっては、どういう意味を持つのだろうか???子どもの様子を見ることが第一?そりゃそうだわ。で、教師の授業の評価はしちゃいけない・・・よね?おおっぴらには。でも、素人なりに評価はしちゃうよね・・・。じゃ、それをどう消化したらいいんだろう・・・。うーん、うーん。(新採指導のベテラン先生がついているのだが、懇談会後どのような指導が入ったのか・・・)