母の日の贈り物

 実家の母と義母に年に2回だけ、贈り物を贈っている。その1つが「母の日」。
 昨日、1時間ぐらいでの品定めで買い物してきた(長時間の人込みを避けようと買いたい物はイメージしていた)。木曜の通院日の帰りに一度そ○うに立ち寄ってきたのだが、いい物が見つからず、昨日高△屋で購入。義母にはストールというのだろうか、夏用のマフラーのようなもの。いけませんね、ファッション系の語彙力が全くないもので(爆)。実家の母にはやはり首に巻くものだけど、小さめのスカーフ2つ。両方とも、それぞれの母をイメージしながら「今までよりちょっとおしゃれに外出できるかな」というもの。義母は大喜びしていた。私もいくつかの巻き方を試してあげた。「滅多に外出しない、それも週に1回しか外出しないとかだと、逆にいつも同じ洋服になっちゃったりして・・・。こういうのが一つあるといいと思って。外出を楽しんでもらいたい」と。義母は特に夏場は「暑くて死にそう」と外出を控えがちになるので。実家の母からは電話があり、風邪声だった・・・。で、私も昼寝の最中だったので、お礼の言葉だけ聞いて、すぐ電話をおしまいにしてしまった。GW中大分子どもらの世話をしてもらったから、かなり疲れていたんだと思うと、申し訳ない。
 ところで、私も母。
 S吾は夫が一時帰国中に私へのプレゼントを買っていて、納戸に隠していたのは知っていた。カードもすでに書いていて、それも本人は「隠している」つもりで・・・。午前から夕飯まで(そして風呂まで!)仲良しM君家族と一緒だったS吾(毎度のことながら、私に気遣って一緒に遊んでくださる)。8時頃帰宅しても、なかなかプレゼントを渡す気配なし。朝も夜もホーチミンの父親(夫)から電話があり、渡すように言われているようだったが・・・本人は「夜にあげる」と返事したりして・・・。昨日子ども会行事で『名探偵コナン』の映画を観てきたS吾だが、そのパンフレットがルビなしなので読めず、歯磨きしてパジャマに着替えて「ねぇ、読んで」と言ってきた時に、とうとう私の方から「今日は母の日だけど、何か忘れていない?」と催促してしまった!だって、もう9時を回り、寝る時間だったから・・・。「あ、忘れてた!」と、そそくさとプレゼントとカードを取りに行き、そして今日M君家族と一緒に行ったバイキングレストランでもらってきた赤いカーネーションを1本も一緒に「はい」と渡された。決して私はプレゼントがほしいというわけじゃないのだ。せっかく準備していたのを知っていたので、それを滞りなく終わらせてあげたかったのだ・・・。
 プレゼントは抱き枕。「お母さんがね、前言っていたでしょう?」と。私が以前「手術した後に手術する右手を心臓より上にして寝ないといけないんだ。それで抱き枕やクッションが必要なの」と話したことがあったので、それでS吾自身が「お母さんに抱き枕!」と考えたらしい。出資者はもちろん夫だけど・・・。
 子どもたちには「気持ちだけでいいのよ」と言いたいところだけど(本心は「家事を1日してくれる券」がほしい!爆)、贈り物を選ぶという行為その中に、相手の今の状況を考え考え・・・その気持ちが本当に嬉しい。そして、私も年に2回楽しく(時に苦しく)選んでいる。