Nちゃんの術後1週間検診/私のMRI&PET-CT検査

 昨日はNちゃんの術後1週間ということで、T京大学へ。再び実家の母に朝から出てきてもらい、都内へ。私の過敏性腸症候群のせいで毎度のことながら病院に着くまでに1度か2度はトイレに逃げ込むことになっていたので、今回は不安が軽減される各駅停車でのんびりと行くことに。そうすると座れるし。初めの5駅ぐらいまでは、不安でたまらないのだ。少し神経が落ち着いてくると、よっぽどのことがない限り(途中駅と駅の間で電車が停まる等)、“発作”を起こさずに目的地に着く。
 確か元々は30度の傾きがあったはずだが、今回の検診では「理想は5度内なんだけど、10度程度残っている」と言われた。誤差の範囲内ではないようだが、また手術となればそれはその時、と思っているので、「手術した箇所の経過はよい」ということで、一安心。2週間も休んで、入院もして、でも月曜から保育園に通わせていても、健康そのもののNちゃん。本当に親孝行な娘です。
 今日は、私の方の検査。昨晩は母に泊まってもらってNちゃんの保育園の送りを頼んだ。クリニックには大型画像機器がないので、主治医の出身大学の放射線科と核/PETセンターに行ってきた。しこりの位置やがん細胞の広がりを見るためにMRI、他臓器の状態(がんの有無)を調べるためにPET-CT検査。月曜にクリニックに行き、今後の治療方針を考えながら、MRIの予約をして(金曜に空き(枠)があるところにコネで?滑り込む)、水曜にMRIの紹介状をもらいに行った際に「PET-CTも撮っておいた方がいいな」ということになり、すぐさま大学病院に電話して、MRIの後にすぐ受けられるように予約・・・。一般的に検査予約はかなり先になるはずなんですが・・・世の中そういうものですね(苦笑)。
 事前に(月曜に)閉所恐怖症の有無を聞かれていたので、「過敏性腸症候群はあって、ダメと思ったらダメな時もあるけど、あるかないかといえば『ない』」と答え「無し」になったのだが、緊張しないように暗示暗示・・・。呼ばれるまでの時間は乳がん患者の体験記を夢中で読んでいたので、いつもの不安症にならずに済んだ。いざ検査室に入ってからも何とか大丈夫だった。で、呼吸を整え、緊張しないで閉所(丸い筒上の機械の中)にいられたのは「ブログに何て書こうかな。出だしは・・・」なんて考えていたおかげ(爆)。多分30分以上うつぶせ状態でじっとしていたので、ブログのことだけでは時間が余ったんだけど、ここで不安症が出て「ストップさせて」と言ったところで、またやるはめになるんだからと自分に言い聞かせる(苦笑)。自分が乗った台が動き出して円筒から出てきて、ホッ。やっかいな自律神経だこと・・・(トホホ)。
 次に「予約時間より早めにPET-CTができそうです」とのことで、別階に行く。それにしても、この大学病院、きれい過ぎて(ここはホテルか?って)「最初にここで診断を受けたらここで治療したくなるかも」と思ったり。やはり設備が整っているのは患者としては安心材料です。まあ、私は乳がんはもちろん医者の能力が重要だけれども、医療スタッフとのコミュニケーションが十分取れる相性ってのが重要だと思うので、今のクリニックでいいと思っている。PET-CTの方は、静脈内に薬剤を入れる関係、そしてその副作用が起こる可能性の関係で、検査ルームに入ってから出てくるまでの時間がかなり掛かったが、機械で検査している時間は20分程度。両方の検査とも「絶対動かないでください」ってのがしんどかった。だって、動いちゃダメと言われると、普段かゆくない頭がかゆく“感じた”りするのだ。「かゆくない、かゆくない。ブログに何て書こう」って暗示をかけて(苦笑)。
 久々のお茶の水周辺。大卒で勤めた会社で外回りの営業をしていたときも週に1度は来ていた。あの当時は、M大がこんなに立派な建物じゃなかった気がしますが(笑)。3時近くだったので、ベーカリーカフェでランチ。
 片道45分。帰りの電車で前日に続いて爆睡。やはり疲れるというか、多分告知されてから睡眠不足もあったので、今週に入ってかなりの睡眠量。地元についても、体全体の疲れが取れないので、スタバで休憩。で、やっと夫にメール*1。昨日と今日の報告と、生命保険(がん保険)の一時金の出る出ないの話、そして明日は学童の引継ぎを我が家でやった後、ホームパーティになだれ込むという話を。6時が迫っていたので、疲れが取れたわけじゃないけど保育園と学童にお迎えに。うーん、親業は夕方からが本番だーーー*2

*1:夫婦間の連絡手段としてYahoo!メーリングリストを使っていて、私はPCメールアドレスと携帯アドレスを両方登録していてどちらでも投稿・受信できるようにしてある。

*2:といっても、夕食はレトルトカレーにした(涙)。少しずつ体にいい食事作りを心がけたいと思う。