初めてのクラスで
Nちゃんをおんぶして、トートバッグに6冊の絵本を入れて初めてのクラスへ。緊張するかと思ったけど、とても慌しく教室に入ったので、緊張する余裕もなかった(苦笑)。2年生なので、保育園・学童の関係で知っている子や友人の子もいたりして、多少子どもとやり取りしながら自己紹介。こういう時にやり取りする子って、決して知っている子だとは限らないのが面白い。やっぱり初めてのことにすぐ反応する子どもというのが必ずいて、「だれのお母さん?」という質問を投げかけてくれるので、その流れで話がしやすくなる。
今までS吾のクラスで読み聞かせしたことがある絵本を一気に4冊読む。最初の絵本『とん ことり (こどものとも傑作集)』から「知らなーい」という声がたくさんあって驚く。クラスが違うだけで、今まで読んでもらってきた絵本の傾向が違うのか???
とん ことり―Gifts from a mailbox (R.I.C. story chest)
- 作者: 筒井頼子
- 出版社/メーカー: アールアイシー出版
- 発売日: 2004/12
- メディア: 大型本
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「次は知っている子も多いんじゃないかな」と言いながら、絵本の表紙を見せると「知ってるー」「知らなーい」の声がちらほらと。「じゃ、知っている子は内緒だよ」と言いながら、スタート。リズミカルに言葉遊びを楽しみながら『きょだいな きょだいな (こどものとも傑作集)』のページをめくっていく度、静かなクラスもニコニコ顔として反応する。8時半になる。
「次にすぐ終わる絵本にするから」と言って、最後の『おじさんのえ』のページをめくる。
クラスによって反応が違う。それも面白い。
S吾のクラスで喧嘩があったらしく、しばらく廊下にいたら、私が読み聞かせしたクラスの担任が丁度職員会議から戻ってきたところだったので、「今日、4組さんで読み聞かせしましたよ」と声を掛けた。ニコニコ顔で「(Nちゃん)何ヶ月ですか?私(お腹をさすりながら)7ヶ月なんです」と。