Nちゃんおんぶで読み聞かせ

 微熱状態のNちゃんをおんぶしながら、小学校で読み聞かせを。月曜朝のこと。
 今年度初日の読み聞かせ。今学期もS吾のクラスに月1でエントリーし、他のクラスも1回だけやることに。Nちゃんはおんぶして、その後保育園に直行することにしていたのだが、今回だけは病院へ直行。
 「わー、かわいい♪」「顔、見せてー」「名前、何ていうのー?」という声、声。Nちゃんの斜視のことに気付いている目の前の子が隣の子にそのことを話しているのを目撃したが(2人とも学童の子)、それは想定内のこと。気にせず、大切な15分間を素敵な時間に。としょかんライオン (海外秀作絵本 17)
 前回恐竜の絵本を読んであげたことから、最初に取り出した絵本『としょかんライオン』を見て「恐竜の絵本じゃないのー?」って注文が。「ウチに別の恐竜の本があるから、今度持ってくるね」と言い聞かせ、スタート。他の子は「知ってるよー、その本」「私、知らなーい」等など。ジェスチャーで静かにするようにしながら、「今日は、ちょっと長いお話だけど、とっても素敵なお話なんだ。聞いてね」と話し始めたら、シーンと。
 2年生にはまだまだ難しいかな、とか、長い話だから飽きちゃってざわつくかも、とか心配していたのだが、何度か子どもたちの方に目をやっても、みんな真剣だったし、読み終えるまで静かだった。いつも飽きっぽい子も最後まで真剣に聞き入っていた。読み終わってみたら、時計の針は読み聞かせ終了時刻の8時30分を指していてびっくり。15分も静かに聞いていたの?って。絵本の魅力もあるだろうけど、子どもたちが大分成長していることも実感した。
 8時半にはなっていたものの、月曜は結構職員会議が長引くことがあるので「もう1冊読むね」と言って、前の本とは全く違うタイプの絵本を読んであげた。「こどものとも」1994年11月号の『おじさんのえ』。奇抜な発想のストーリーと絵で、子どもたちも楽しそうに聞いていた。
 それにしても、寝不足だったし、Nちゃんをおんぶしながらというのは、結構きつかったなぁ。絵本を肩の高さに持ち続けるって、結構大変なんだと実感。おんぶ紐が肩にあるのとないのでは大違い。