連続テレビ小説

 色々な方のブログを見ていると「のだめ」見ておけばよかったなあと思ったり。連続して見られないだろうからと、あまり連ドラは見ない(だから、話題についていけないことも)。でも、見続けているのは、朝の連続テレビ小説。ここ数年はその時刻が朝のペースメーカーになっている。もちろん、今は『芋たこなんきん』を欠かさず見ている。その時間に見られない時はビデオに録画(苦笑)。町子(藤山直美)と健次郎(國村隼)の言葉のキャッチボールが面白い。で、そんなセリフの中に、夫婦のあり方、家族のあり方など、ふむふむと思わされることもある。で、「そりゃそうだ」「そうだよなあ」と思ったことをメモ。

  • 「食べたいから食べるんだ」

  結婚前。過労で倒れた町子。治ってきた頃に、一緒に(消化のいい)うどんを食べながら、医者である健次郎が「健康にいいから食べるんじゃなくて、食べたいから食べるんだ」と。シンプルに生きろ、と。

  • 「いいこともあって、悪いこともある。人生、それでトントンや」

  作家として有名になった町子。地元商店街の行きつけのお店や映画館を雑誌で紹介して、不振だった映画館は大賑わい。いい事をしたと思っ矢先、行きつけのおでん屋では“ギョウサン一見さんが来て”困ったことが起きた。落ち込む町子に健次郎が、人生はそんなものだ、と諭した(と解釈)。

  町子の妹・孝子はいわゆる“教育ママ”。ついでに、夫婦の会話は「業務連絡」「子どもの個人面談」(by町子)。町子と健次郎夫婦は、“しゃべり倒す”夫婦。孝子が娘との関係(教育・しつけ)で悩んでいるのを見かねて、町子は、夫婦は何でも話せる関係じゃなくちゃいけない、楽しいことがあれば「楽しいことがあったんや。聞いて聞いて!」と言えるのが家族じゃないのか、と伝える。
 他にも「なるほど」と思える言葉(群)があったんだけど、メモしていなくて忘れた。「ドラマだから」ということもあるけど、楽しむ人生、受け入れる人生を送ろうとするなら、この夫婦・家族に見習うことは多々ある。(これって、田辺聖子さんの本でも読めってことかな)
 そうそう、今回の連続ドラマは8時15分きっかりにテレビがついていないといけない。主題歌の出だしを聴くと癒されるのだ。メロディがいい。(→視聴

ひとりよりふたり

ひとりよりふたり