風邪が流行っている時期だからこそ「くましき うがい」を!

 またまた今日という日が来て、慌てて選書。12月だからクリスマス関係のものって思っていたけど、産後全く図書館に行けないので、自宅にあるものをいくつか眺めたが、なかなかヒットせず。昨日の時点で1冊だけは決めていたが、それは6月に読んだもの。最近感染性胃腸炎が流行っているので、うがいつながりということで『ぼくびょうきじゃないよ (こどものとも傑作集)』(絵本ナビ参照)。息子のお勧めでもあった。他は「S君に教えないで。楽しみにするから」ということで、2階の義姉家族のお下がりの絵本の山を漁ってみた。先の1冊は10分掛かるのは既にわかっているから、短くて楽しいものを。相手は30数人、絵の見やすさなどを中心にチェック。もしかしてそんなにこだわらなくていいかもしれないけれど、見たいのに見えない状況は作りたくない。とにかくいつものように5冊ほどバッグに入れて小学校へ。
 今回は前回の反省として、子どもたちの表情をちゃんと見ようと、廊下で眼鏡を掛けてから入っていった。「なんで、眼鏡掛けているの〜?」という声。「実はね、おばちゃん、目が悪いんだ。それで、この前は前の方の子しか見えなかったから、今日は後ろの方のみんなの目を見たいなあと思って、眼鏡にしたの」と後ろの子の目を見ながら説明。これで納得する子どもたち。「じゃあ、今日はこれから行くよ〜」と、『ぼくびょうきじゃないよ』を取り出すと「知ってるー」「幼稚園の時読んだー」等の声。「これはね、5月か6月に読んだよ。今、風邪を引いている子が多いっていうから。覚えているかな、くましきうがい?」と、読み始めた。読んだことがある本を読むのも結構楽しい。くま先生が登場するのを知っていても、わくわくした表情をして「やっぱり(登場)」という顔をするし、うがいの場面では「楽しいんだよね」というつぶやきも聞こえてくるし。最後のうがいの場面では何人かが「ゴロゴロ ガラガラ ガラッパチ〜」と一緒に言っていたように聞こえた。
 読み終わると「あと5分だよ〜」の声。次は短いものを。今朝初めて読んだ『かにのニカ』(「こどものとも年中向き」1999年10月号 163号)。バッグから取り出すと「知ってるー」「後ろから読んでも同じなんだよね」っていう子も。タイトル同様言葉遊びの要素がたっぷり。で、私はかにのニカが色んなものを切る際に「しょきーん」って大きな声で。「次はどうすると思う?」と聞きながら。
 「あと2分だよ」の後は「クイズやって〜」とのリクエスト。他のお母さん方、手遊び歌やらクイズ・なぞなぞなどもやってあげていて、で、私にも要求。「おばちゃん、クイズ(関係の本)持ってきてないから、どうしようか。じゃあ、みんなから!」と言うと、数人手を挙げる。最初に勢いよく手を挙げる子って、指すと首を振る。2、3人続いた後で、やっとまともにクイズを出す子が。といっても、問題と答えがごっちゃになっていたけど(私は気づかず、他の子が指摘→「パンはパンでも食べられないフライパンは?」って・笑)。それがきっかけで、一気に手を挙げ始める子どもたち。この年齢ってクイズが本当に好き(息子も家では)。2問くらいやった頃に、担任が戻ってきて、終わりに(廊下で担任から「学童が学校にできることになって、よかったですね」と声を掛けられた)。
 今日も楽しくは終わったものの、選書としてはもう少し工夫があってもよかったかも。2日前に読み聞かせ活動の会の全体会があり、3学期のエントリーもしてきた。やっぱり月に1度はやることに。