父の1周忌法要

 今日は、実家の方で、父の1周忌法要が営まれた。私はNちゃんの世話のため欠席し、夫と息子が参列。1周忌に合わせて、お墓も建て、開眼供養と納骨式も同時に行うことに。
 亡くなったのは27日なのだが、1年前の今日は、実は父に最後に会った日でもある。数週間調子が悪いという父が、母が旅行で留守になる日に「誰かにいてほしい」ということで、妹のはずだったのが私が行くことになった。食欲旺盛な父が食欲がなく、水ばかり飲んでは「夜、トイレに行ってばかりで寝られない」と訴え、昼間ソファーに横になって・・・。で、「誰かにいてほしい」ということで、急遽お泊りすることに。洗濯物を干しながら「(私だって子どもがいるんだから)あんまり、甘えないでね」なんて言ってしまったような記憶が・・・。
 父の葬儀を終え、お骨を前にして「第二子を産む!」と決断した私。突如沸き起こった感情。ゆるぎない思い。ずっと「一人っ子でいいかな、どうしようか」と揺れ続け、悩み続けた日々は父の死で、オサラバしたというわけだ。
 夜8時半ごろ夫と息子が帰宅し、親戚からもらってきたNちゃん出産のお祝いを受け取る。夫によると「生まれ変わり」という発言は今日はなかったようだが、親戚の中にはそういう思いを持っている人がいることを知っている。年内には実家に帰り、“生まれ変わり”かもしれないNちゃんをお披露目しようと思う。