父子2人旅は広島と大阪 −ピカの本−

 このブログにはまだ書いていなかったが、父子旅行の行き先は、広島と大阪(姫路や神戸にも立ち寄る予定)。3年前にやはり父子2人旅で大阪・神戸に行ったことがあるのだが、息子は記憶があいまい。今回、夫がずっと行きたいと言っていた原爆ドームなどを息子と回ることになっている。夫自身は平和式典も直接見たい(出たい?)と思っていたらしいが、6日の午後に広島入りとなることから、式典には間に合わないと思われ、原爆関連施設の見学と夜の灯ろう流しだけでも、という考え。そんなことから、夏休みに入ると同時に、息子用にと絵本やらDVDやらを買っていた。息子本人も去年の夏に保育園で原爆について話を聞いたことから、大好きな絵本の1つに『おこりじぞう―絵本』(絵本ナビ参照)があるのだが、今回新たに数冊購入。広島の原爆 (福音館の科学シリーズ)火垂るの墓 [DVD]
 で、今週に入り、夜に『ひろしまのピカ (記録のえほん 1)』(絵本ナビ参照)を読み聞かせ(この本の場合「読み語り」の方が適切かも)。この本は夫に読み聞かせをしてほしかったのだが、仕事で半徹やら早朝起きをしなければいけないなどで風邪気味になり、結局私が読むことに。息子はどう思っているのかわからないのだが、今の時点ではこうやってでしか戦争のこと、人が傷つくこと、簡単に死んでしまうこと等などを伝えられない。テレビに映る某国の戦争はやはりゲーム感覚、特に息子にとっては飛行機やらミサイルというのは“魅力的”に映るようだ。先週は私たち夫婦が好きなアニメ映画『火垂るの墓 [DVD]』を見せた。ただ、これも私が昼寝しているときに、息子一人で見せたこともあり、空襲をした爆撃機の方に関心が行ってしまい、こういうのをただ見せるだけではダメなんだと反省させられたり。夫は、本棚から『はだしのゲン』を出してきて、息子に「これも読め」と出したけど、これは無理でしょうと、私が却下。で、その夫、やっと体調がよくなり、今晩から、『広島の原爆 (福音館の科学シリーズ)』を読んでいた。どんな旅になるんだろう。今度は家族4人で、旅行に行きたいなあ。それにしても「あと5万は必要だ」と言われた・・・嗚呼。今回、安宿を選んだけど、国内旅行は本当に高くつく。