色々複雑

 息子は例の“手が出やすい子”に毎日ぶたれているとのこと。夫が朝からカリカリしていたこともあって、私が今日は早く学童に迎えに行けるということで、学童の先生とお話してきた。息子だけでなく男の子の殆どが対象に手が出るらしい(そのことを強調しても仕方がないと思うのだが)。親御さんもそのことはご存知。小学校の担任(=息子の担任)にも伝えてあって、連携することになっている。学童の先生も一人は必ずその子から目を離さないようにしている、保育園時代もそうだったらしい等、色々話すことが出来た。「普通の学級に入っているようだから・・・」というフレーズが気になった。もしかして、ただの乱暴な子どもというのではなく、認知発達に遅れがあるのかな?と気になった。もちろん、個人的な情報を詳しく話してもらったわけでなく、先のフレーズだけの情報だけで判断してはいけないのだけれど、何となく複雑な気持ち。
 朝の送りの時にMくんママの話だと、Mくんが昨日先に手を出して、お返しされて、顔に傷をつけて帰ってきたと。左の頬に赤い線が残っている、と(ご主人は証拠写真を撮ったらしい)。学童の先生からは「Mくんが先に手を出した」という説明。だけれど、Mくんにとっては毎日やられていることのお返しであって、その背景があるからこそ、“昨日は”先に手を出したことになったのだが。息子もいつかそういうことをするのかもしれない。ただ、私が心配なのは、怪我させられるということよりも、そうやってお返しをして“加害者”になることや、やられ続けることで、今度は息子が弱い立場の人(子)を叩くのをヨシとする行動をするのではないかということと、新しい環境に入ったばかりで今までにされたことがないようなことをされて心に問題が起きやしないかということ。・・・そう思っていることを学童の先生に伝えたのだが、やっぱりその子の発達状態が気になってしまうのも事実。複雑な気持ち。