中国語の次はベトナム語 −40の手習いとなるか−

 夫の外国語学習の話。夫は30過ぎてから中国語を学び、今は日常会話ができるようなレベル。元々は6年前に中国出張で半年以上中国に滞在し(息子生後6ヶ月から1才2ヶ月ぐらいまで日本に残された私は一人がんばって子育てをしていた)、そこで「中国人が日本語しゃべれて日本人の俺が中国語しゃべれないのが悔しい」という思いから、帰国後2年ほど会社帰りに週1の中国語の会話クラスに出て、また家でも黙々とピンイン簡体字を書いたり発音の練習をしたりしていた。会話教室に行かなくなっても、夜寝る前に時間を作り勉強していた。
 で、今度はベトナム語。同じ会話教室に行きたいと言われたが(アジア言語充実の教室)、ベトナム語(クラス)はプライベート状態なので授業料が高い。そして私はほとんど収入がなく、家計は火の車。本格的に長期のベトナム出張となったら通うということにして、あとは独学で何とかしてくれと頼んだ。中国語学習で外国語学習のコツをつかんだのか初級テキスト数冊を“今は眺めている”様子。近い将来ベトナム出張(駐在?)がまたあるだろうという意識があるから、次に行くなら言語をある程度分かっていた方が滞在生活をもう少し変化あるものにできると考えているようだ。危険を察知するにも言語ができなくちゃいけないというのが夫の持論でもあるし。そして、ベトナム支社の女子社員から「○○先生」という宛名でメールも来て、日本文化や日本語を教えたりもしているみたいで、それが余計にモチベーションをあげるようだ(苦笑)。「この子、6ヶ月しか日本語勉強していないのに、こんなに上手な日本語でメールを書いてくるんだよ」と私に見せてくれるのだからよしとして(笑)。で、私が「なんで『○○先生』って書いてあるの?」と言うと、「俺が色々教えてあげるからだ」と、中国でもファンを作ったようにベトナムでも自分のファンを徐々に増やしている様子。中国のファンはおばさんが多かったが、今度は若い子のようだ。
 最近は英語学習にも興味があり、この年末年始に見た映画(DVD)の英語のキャプションを見ながらつぶやきで追っかけていくシャドーイングみたいなことをしている。大学生の頃は私が外国語学部ということもあり、外国語学習は私のほうが向いていると思っていたのだが、やっぱりコツコツやる性格の夫の方が最終的にはモノにできるんだと思う。まあ短期でもその言語の地に行く機会が何度もあるという重要な要素もあるのだが。私は今のところ外国語学習に興味がない(日本語教師がこれでいいのかって気もするが)。やっぱりコツコツ勉強するのが苦手。でも、夫は息子が中学か高校ぐらいになったら私が子どもを連れて英語圏へ留学して来いという。はてどうしたものか・・・。