ゼミ最終日@指導教官

 昨日は急に体調が悪くなり、出るはずだったM1の授業を急遽キャンセルしてもらった(というか結果そうなった)。で、昨日出すはずだったこどもルーム(=学童保育)の入所申込書を市役所に提出してから今日は最後のゼミに出席した。入所申し込みも締め切り日だったのだ。「入所できるかわかりませんから来月に結果をお送りします」・・・そんなことを言われた。学生の身分は審査をクリアするには低い立場。入れなかったらどうしよう。義母はもう面倒見られないようなことを言う(「もう申し込んだ?」とずっと聞かれていた)。
 ゼミは同期の発表。指示詞習得の研究概観論文の検討。つまり「コ・ソ・ア」や「this/that」をどのように習得していくかの先行研究のまとめ。日本語は三項対立、英語は二項対立。中国語は二項、韓国語・スペイン語は三項対立。「あの(その)先生は〜」「あの(その)件だけど〜」(非現場指示)を中国人の学生が習得するのは難しい。言語学的な説明と習得を困難にする要因(本当に二項対立の母語を持つ学生は難しいのか?≒じゃ、三項対立の日本人にとって中国語や英語などの二項対立の言語を習得するのが難しいのか?同程度?)、最終的には日本語教育指導に対して習得研究から何が示唆できるのかを書くことが大切であろう。
 ゼミの後は有志が残り、これから修論研究のデータを取る予定の後輩の研究デザイン検討会。おもしろいトピック(ここにはもちろん書けない)。今日の検討会で出てきた課題点をつぶしていってがんばってデータを取ってほしい。日本語教える仕事をしながらデータを取るのは本当に大変だと思う。それに、学習者の確保が何と言っても難しい。私も本当に苦労した。学習者は時間がないのだ。特に日本語学校の就学生。日本語学校とアルバイトで一杯一杯。
 その後先生を囲んで(否、スポンサーか!?)何人かはイタリアンレストランへ。私は義母にお迎えを頼んで義姉に食事をお願いしている息子を迎えに行かなくちゃいけないので欠席。夫も丁度会社の同期と飲み会があった。8時に2階に行くと、義母に「もうお迎えは無理。えっちゃん(義姉)に頼むしかない」と言われてしまった(涙)。義姉は仕事を持っているので頼みづらい。義母に頼んでいて義姉が迎えに行ってくれたことも今まであったので、同じといえば同じだが、何ていっても私が学生という身分が頼みにくい。とにかく4月からが大変だー。