月命日に「Get Happy!!」、そしてキャンドルナイト

　やはり気分の浮き沈みが激しい。朝の気分と昼の気分と夜の気分が違う。まあ、当たり前か。気にし過ぎかも。今日で父が亡くなって１ヶ月経った。「あー、１ヶ月経っちゃった」という思いばかり。あの日の朝、死を知らせてきた電話の後、実家に帰る準備を“一生懸命”している時、落ち着かせようと深呼吸をしていたら逆に過呼吸で倒れそうになったことを思い出す。月命日だからと何かしようと考えると、かなり気分が凹んできたので、逆に何もしないで「今日もたくさんあるうちの１日」と考えるようにした。息子は「『つきめいにち』って　なにを　するひ？」と聞くが、果てこれとて何をということもなく、考えているうちに（否、考えたくもなく）「おじいちゃんに　ふうせんを　プレゼントしよう」と言い出す。“もっともっと高く行くために”という意味らしい。自分も大きな風船で天国のおじいちゃんの所まで飛んで行き、プレゼントを渡したいとも。

　昼間、１１月の研究会での発表の構成を考えていたのだが、元気になろうと、Elvis Costelloの８０年の作品『Get Happy (Bonus CD) (Dlx)』をかける。カセットテープしか持っていない。大学２年の頃（だと思う）年上の後輩からレコードを借りて録音したもの（だから２０曲）。久しぶりに聴いてみたら「コステロの中で一番聴いたやつだ」という事実に今更ながら気付いた。一番、好きな作品。元気になれる作品だが、１ヶ月後の研究会を考えるとやっぱり元気は出ない・・・（苦笑）。
　夜は息子とキャンドルナイト。ろうそくの灯りで夕食を食べるのだ。我が家の場合、息子と２人、レトルトカレーを食べる時に（ハハハ、気分が乗らなく、手抜き夕食に）。今年の夏至にこのイベントを知り、今日で３回目。カリカリ母と、のんびり＆イタズラ息子。なかなかスローな気分になれないが・・・またベッドにもぐれば、違う明日が来るはずさ。雨のち晴れ、Get Happy!!