『ゴルゴ』から学ぶ

 読書には入らないかもしれないけれど、夏休みが終わる前に(9月末までが夏休み)なんとか『ゴルゴ13』の137巻と138巻を読み終えた(なんとまあ、大げさな)。寝しなに読もうと思っても絵本の読み聞かせが終わるとストンと寝入ってしまうので、漫画とはいえなかなか読めなかったし読み終わらなかった(笑)。 我が家は全巻揃っているのだが、大学時代に始めて出会い(今の夫がこのSPコミックスを中古でコツコツ集め始めていた頃。雑誌では読まない)これを読んで多少なりとも“違う視点”から物事を見ようと思ったのは確か。歴史教科書に載っていない舞台にもスポットライトが当たるわけで、地政学的な視点は高校までの教育では決して得られないものだった(先生によるだろうし、今はネット利用でかなり勉強できる環境)。まあ、私も「地政学」ってよくわからないので、使い方が間違っているかもしれないけどね。“G”が活躍できるのは、地理的・気象的条件をよく理解しているってこと。人の頭の中にある政治的野望だけでは物事は動かないんだというのがよーくわかる。