「子どもとの生活」カムバック!

 息子、私と離れて4日間を無事祖父母と過ごす。2歳から何だかんだと毎年1週間〜2週間を親と離れて生活することをしている。今回は、夫の家族(我が家の2階・3階のみなさま)の都合と、私の都合(はい、ライブです!)で、4日間祖父母に預けることに。夫の家族(姉家族+義母)が旅行に行くことになれば、誰かしらがこの敷地内に残らなければいけない、と。「完全留守が不安」(義母)や庭や屋上、室内などの植物に水遣りをしなければならない等、“事情”があるわけで、ライブは、私の息抜き(≒息吹かせてくれるもの)でもある。
 今日の1時ごろに帰宅して、お昼を食べながら、息子が一言。「おかあさん、Sくんが いないと べんきょうできないんでしょう?」と!?
 前にも書いたが、夫と息子が留守だからといって、有効に時間を使えるものでもなく、張り合いが無くやる気が起きず、で、最低限のことだけしかやらないということも。そんなことを電話で実家の母にポロっと話したら、どうも息子に伝えたというのが真相らしい。「そうなのよー、S吾がいないと、お母さん寂しいんだよ」と返答すると、息子からは「Sくんも おかあさん いなくて さみしかったよ」と(泣かせるセリフだよ)。
 昨日のこと。ライブのことを書いた後、ワークショップのことを考えたりしていたら徹夜になってしまった。今大きなものを2つ抱えている関係上、あまり遊んでいる暇がないはずなのだが、遊びも必要、そしてその後は落とし前をつけなければいけないのだから、やるしかなく・・・普段だったら起きる時間にソファーに横になった。一応目覚ましを掛けたのだが、アラームがなる前に息子から「なんじに むかえに くるの?」と電話が掛かってきた(涙)。意識朦朧と「午前中」とだけ伝え、駅に迎えに来る父に「徹夜しちゃった。また乗る電車の時間がはっきりしたら電話する」と伝えるだけで精一杯。約1時間の睡眠で、朝食→出掛ける準備。日帰りの予定を「多分、ダウンするから一泊」と体が欲するままに。
 実家に帰ると、さっそく地元の植物園でやっているカブトムシ展示会に行った。それほど広くないものだが、世界の熱帯地方に生息している昆虫がたくさん標本展示、10数種類の本物が展示されていた。いつの間にやら、私も詳しくなっていたものです。「あー、ヘラクレスだー」「コーカサスカブトムシだー」だの、テレビや図鑑などで知ったいくつかの種類を確認しては、喜んでいる私。お絵かきしてもいいようだったので、局所的な大雨が止むまでクワガタを一生懸命描いた息子。
 今年の夏の大きな目標「虫取り」は、結局のところ、セミ、コオロギ、バッタなど数匹捕まえることで終わった。実家を去るにあたって、虫を野に放とう(庭に、ですね)と提案したところ、却下され「おじいちゃんに せわしてもらう」ということに。まだまだ息子に生き物との共生は理解できないようだ。伝える/一緒に考えることが必要だな。
 それで、今日の昼から息子との生活が再開というわけ。なんか、本当に久しぶりに新鮮な気分。まともな生活に戻ることに(苦笑)。夕方久しぶりにスーパーに買い物に行き、食材を確保。で、久しぶりにレンジを使おうと、ドアを開けたら、約2週間前のシュウマイを発見!なんということじゃー!