実家に持っていた絵本

 実家に行く前に、息子に「何を持って行きたい?自分で選んでね」と話したら、漢字の練習帳、カブトムシの雑誌、そして、絵本を1冊、かばんに詰め込んだ。

きょうはなんのひ? (日本傑作絵本シリーズ)

きょうはなんのひ? (日本傑作絵本シリーズ)

 私が林明子の絵本が大好きでついつい購入してしまう。これもその内の1冊。以前よく読んでいた本で最近はご無沙汰だったのだが、私が出掛ける前の日に忙しくメールやらこのblogやら書くためにPCに張り付いていたら、絵本コーナーから取り出し、以前は気づかなかったことに気づき、どうも嬉しくて読みたくなったようだ。
 何に気づいたかというと・・・主人公の女の子が両親の「結婚記念日」を祝うために(内緒にして)、10枚のメモを両親に探させ(家の中、父の背広のポケットの中)プレゼントに辿りつくようにするのだが、夜、そのメモを並べ、最初の1、2文字をつなげてみると「けっこんきねんび おめでとう」となる・・・絵本の最後のページのメモ10枚のメッセージを読んで何やら喜んでしまった様子の息子。何度も読んだことがあるのだが、今回面白さを再発見したのだろう。
 それにしても、林明子の絵、本当にほのぼのとして、和まされる。子どもの表情を描かせたら天下一品。