銀杏が輝いている

保育園脇の遊歩道の銀杏

 今週月曜からNちゃんが保育園に復帰!先週1週間は自分の治療以外に、Nちゃんの小児科、S吾の皮膚科通院などで、外の景色に目をやる余裕もなく・・・。あっ、母が戻る前にと、私のインフルエンザ予防接種もしたんだっけ。
 自分の治療がひと山越えたからか、力が抜けてしまった感が・・・。大袈裟かもしれないけど「このゴールさえクリアすれば、その先にいいことばかりある」と思い続けていたもので、ゴール突破&Nちゃんの看病の後は一気に脱力感が・・・。まあ、ハイの後には必ず来るものですね。
 昨日は夫が帰国したこともあってか、帰国直後には「疲れた」を連発したのだけど(私が、です)、夫のタイトスケジュールを考えれば“疲れて何もしないのも1日、何とか事を進めても同じ1日”と思い直し、「疲れているから先延ばしにしちゃおうかなぁ」と思っていたことを一つ一つこなす。まあ、亀の歩みですけどね。1年に1度体調を崩すかしないかで、仕事でも家事でも効率的にテキパキとこなしていく夫は、私のような人間は「よくわからない」ようです。
 昨日はS吾の持久走大会で、その夫、成田からすっ飛んできて間に合った(9時10分頃スタート)。有休取ったり、遅刻出社にしたりの学童ママたちと子どもらの応援をしながら、保育園っ子ってたくましいよね、という話など。・・・まあ、インドア派のS吾は50番台、後ろには10〜20人という結果でしたが(苦笑)。親としては「得手不得手」と「そのうち筋力がつく」というスタンスで、「おー、試走より1つ順位があがったじゃん♪」と(嗚呼)。
 今日は少しパワーが戻り、また少し「やるべきこと」を進めた。ある方からの電話やら(長い!)、S吾の早帰りもあって(そして昼寝!)、「やるべきこと」のうちで大きなこと、快気祝いを送るってのをできなかった〜。「手術退院後」というのがスタンダードらしいけど、私の治療スタイルだとどうもしっくりこなくって、抗がん剤治療が終わってからと思っていた。明日は乳がん患者専用の下着を買いに浅草橋に出掛け、その後大学院のゼミにも出席する予定だから・・・「なるべく近いうちに」ということにしちゃおう。
 久しぶりの「世間」、あっちこっちで銀杏や紅葉が輝いていた。毎日、保育園の帰り道、Nちゃんは真っ暗な夜空に向かって「おつきさーん!」(見える時)「おつきさん、どこー?くもさん、どいて〜」(曇り空の時)と大きな声で叫んでいる。
 1日1日冬の足音が近づいてくる。って、もう冬か。師走だ、早い早い!あっ、「サンタからのプレゼント」も考えないと!ここ数年、ドタバタ大騒ぎしているからね。