動物×月夜

 前に候補にしておいて読んでいなかった『カモノハシくんはどこ?』を選書。S吾が使っている国語の教科書で、説明文として生き物の分類のことを題材にしていたのを知って、「今がいいかも!」と。
 「カモノハシって知ってる?」と子どもらに問いかけると、物知りT君が「くちばしがあって、歯もある」と即答。「そうだね」と、にわか知識の私の方は、知ったふりして読み聞かせ開始。

カモノハシくんはどこ?―生きものの分類学入門 (福音館のかがくのほん)

カモノハシくんはどこ?―生きものの分類学入門 (福音館のかがくのほん)

 ストーリー部分を読んだあとは、私にとっては初めてのことだか、本の最後の数ページの説明。「生き物の分類」のページのセクションのタイトルを読み上げながら、「興味がある子は、後で図書室か市立図書館で借りて読んでみて」と。
 数分が残っていたので、短めのものを。発行年月日(1977年)からして、実家の母が、妹(私より3才下)のために買ったものかな。近年、絵本作家として人気のあるスズキコージ(公式サイトはこちら)の「すずきこうじ」名義の絵本「はずかしがりやのおつきさん」(福音館こどものとも50周年ブログより)。あまり盛り上がりのないストーリーなのだが、それが結構淡々としていい味だしているし、藍色と白の2色の絵も素敵なんだけど・・・子どもたちの反応はイマイチだったかな。まあ、それもあり。
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 帰宅後は、今学期妊娠中だからと読み聞かせ活動を休んでいるT君ママに、『カモノハシくんはどこ?』お勧めメールを。「私自身が読んでみたいから、今度買う!」と返事。ついでに、ベビーバスを譲りたいと書いたのだけど、「実は前のがあるのよ・・・」と。9年間も持ち続けていたみたい・・・私と同じような方(笑)。