母凹んでいても、子は育つ −Nちゃん満10ヶ月−

 母親が凹もうが、気絶したように寝ていようが、Nちゃんはスクスク成長している。今日で満10ヶ月だ。
 火曜の乳児検診で、8730グラム、69.8センチだった。相変わらず、S吾兄ちゃんが大好き。そして、相変わらず、よく食べる。幼児用のご飯茶碗に1杯、おかずもペロッと。母乳は1日に2回あげているけど、もう切れそうだ。卒乳もそろそろかな。運動の方は・・・にぶそうだ(苦笑)。たまに手に取りたいものが近くにあれば、それにむかって匍匐前進するけど(それも手足の動きがバラバラ)、基本的には座っているか、ゴロゴロしているか、だ。お座りからうつぶせになるのがあと一歩というところ。片方の足がひっかかる。ただハイハイへの意欲がないのは、もしかして視力の問題もあるのかなって気もしないでもない。
 水曜の保育参加で、午前中だけ保育園の様子を見させてもらったが、おやつの時間、隣りの部屋から覗いている私を、他の子はすぐさま気付いたのだが、Nちゃんは全く気付かず。やっぱり少し離れたモノ・ヒトは、焦点があった画像として映らないんじゃないのかな。
 最近は、夜の寝ぐずりがあり、寝てくれるまで一苦労(S吾にも影響)。この1週間ぐらい夜中にも数回泣き声をあげる。それが始まった1週間前は母乳をあげて寝かせたのだけど、どうも何もしなくてもしばらくすると寝てくれるのがわかったので、放っておくことに。それにしても、寝相が悪くて、NちゃんとS吾に挟まれた私は、夜中に何度か目が覚める。
 しかし、いつもご機嫌で遊ぶ方。舌打ちしたりおしゃべりしたり。自分の手や指とにらめっこしたり。保育園でも家でも、歌声が聞こえるとニコッとして手を叩き始める。テレビのリモコン、粉ミルク缶ティッシュの空き箱など、おもちゃ以外でもよく遊ぶ。「ぴちゃぴちゃしようか」というと、風呂かシャワーだというのがわかり、ニヤッとする。でもやっぱり好奇心旺盛な顔になるのは、お兄ちゃんが近づいたり、じゃれ合うとき。あれには、なにものも勝てない。