親の心子知らず、子の心親知らず

 息子に「もう今晩は風呂に入らない。朝風呂だー」と、寝かせた。7時半には私はご飯を食べ終わり、息子が食べ終わるのを待っていたのだが、8時過ぎた辺りで「お母さん、もうどうしようもなく眠いよ」と、ホットカーペットの上に横になってしまった。何度か目は覚めるものの、体を起こすまではいかなく・・・寝ぼけながら、カタカナの宿題を見てあげ、間違っているところを指摘し直させる。で、いつの間にか9時半に。起き上がると、テーブルの上には息子に取り分けた野菜の煮物が。他の食器は片付いている・・・。「これ、食べないと『ハリー・ポッター』禁止だ!」「お母さん、先寝ているから、食べ終わるまで、寝るな!」等など、叱り飛ばしてしまった。食事のこと、勉強のこと、色々気になることばかりで、親として悩んでいるのだが、その辺、息子にはなかなかわかってもらえない。まあ、息子としても「お母さん、わかってくれない」と思っているかもしれないけど・・・。
 気をつけること。親が子どものことで悩むことは義務の一つだけれども、子どもが親の都合で傷つくのは全くもって必要のないこと。