学校開放週間@小学校

実や種で作った顔

 家事日和。って言い方、あったかな?息子を学校に送り出した後、洗濯・布団干しその他一気にこなす。天気がよくて翌日が雨だというと「やらねば!」と。ただ、息子は、土曜なのに学校。木曜から土曜までの3日間、いつでもどこでも学校内を見学していいという「学校開放週間」なのだ。言い換えれば(本当は言い換えられないけど、実際は)授業参観。
 今回は事前にNちゃんのことを誰にも頼んでいなかったので、息子にも「行けないよ」と伝えていたのだが、町内会費集金初日ということで、義母が1階の我が家に来て「あら、行ってきなさいよ。気づいてあげなくてごめんね」と言われ、Nちゃんに母乳を与えた後、ミルクを作って義母にバトンタッチ。ありがたや。
 保護者や地域の人に「我が校の教育を見てほしい」という学校行事なので、小さいながらいくつか見所を作っているのだが、11時半ごろになったこともあって、息子が「見てほしいんだよね」と言っていた4時間目の図工の時間が終わる前に、急いで息子のクラスへ。他は見ていられない・・・。で、なんと息子の傍には義姉が。声を掛けようと廊下に行くと、義兄も。多分私が見学できない(と思った)から、息子の様子を見に来てくれたんだと思う。「S吾君、すごいよ。もう(実や種の顔が)完成しちゃっているけど、集中力がすごい。落ち着いているし」と、自分たちの息子(甥っ子)が落ち着きないのと比較して褒めてくれる。「この後、作ったものを発表するらしいわよ」と教えてくれて、義姉夫婦は去っていった。で、私ももう一度教室の後ろに立ち、見学。うーん、作っている様子も見たかったなー。
 私は一人ひとりが前に立って発表するのかと思っていたのだが、「鑑賞する列」に他の列の子どもたちが見に行くというやり方(ポスターセッションっぽい?)で「こういう方法があったか」と、妙にワクワク感。その後、全員が座席に戻り、挙手して、鑑賞した列の子の作品を「○○さんの、△△がとても面白い」などと発表していく。最初、同じ子(の作品)ばかり褒め言葉が続き(大人が見ても非常に上手な子)、先生が「ほら、次は◎◎さんの。誰かー」と促し、全員の作品が評価される。で、最初の頃はほぼ全員が手を挙げて発表したがっていたのだが、徐々に数名に・・・。息子は最初の列の時は1度も挙手せず。あー、毎度のことだなぁ、と思っていたら、2番目の列の中に気に入った作品があったのだろう、積極的に手を挙げ、指名された。どんな時でも「ハイハイ!」って手を挙げる子もいるけど(特に最初は勢いよくほぼ全員が手を挙げるが)、息子はあまり手を挙げない方。今回「ハイハイ!」って、まっすぐ手を挙げている姿を見て、ちょいびっくり。言いたい時は言えるんだ、と。で、息子の列が「鑑賞」される番、息子の周りには結構な人。・・・が、挙手して息子の作品を指摘してくれる子がいなく、先生に促され、誰かが何とか褒めてくれた。私としては、親の欲目もあるけど、息子は結構まともな作品を作っているんだけどなぁと思ったり。ただ、子どもたちの様子を見ていると、発表される対象は、積極的に挙手する子がどの作品をよく見ていたか、または仲良しの友だちかってことに影響されている感じ。それはそれで面白い現象で。
 その他、気づいたこと。「○○さんの、△△がよかった/面白かった/かわいい」というように発表する子が多い中「○○さんの、(作品の)髪が、短くてフワフワしているところがよかった」と、「短くてフワフワ」というようにきちんと「どんな様子」を表現して発表する子がいた。教師って、こういうのを引き出していかないとな、と。あ、決して担任を評価しているのではなく、自分のために。
 4時間目が終わり帰ろうとしたら、「給食当番だから、見て行って」と、息子に説得され、割烹着姿で楽しそうに揚げパンを配っている様子を見学(?)。先生から何度も「揚げパン係り、早すぎます!」と注意されていたのだが、一緒にやっている子と、本当に楽しそうにどんどん新しい皿に盛っていく(で、また注意され)。給食当番ってそんなに楽しかったかな、と、むかーし昔の記憶を辿ってみる。が、何にも思い出せない(苦笑)。
 とにかく1時間弱だけど見学できて、義母に感謝。
*殆ど義母に手伝ってもらって、町内会費の方、1世帯以外、集金できた。