地元図書館から借りたもの

 返さなければいけない本もあったし、5月にリクエストしていた本を借りに図書館に行った。小学校での読み聞かせ活動もしばらくお休みだし、大分絵本や童話も購入していて「もう、子どものものは借りない」と決めていたにも関わらず、思わず子ども向け詩集のコーナーを見つけてしまい「あー、これ借りたい、これも借りたい」と。ずっと、その棚の前を通っていたのに、今まで全然目に付かず(かといって、端末で探そうともしなかったのだけど)、これまで地元の本屋(結構大きめ)を3、4軒覗いても在庫がなかったものもあったりして、悩んだ挙句4冊選んできた。徒歩でなければ、もう少し借りていたかも。
■ 息子用に(読み聞かせ、音読用に)
まど・みちお(作)・長新太(絵)『まどさんの詩の本 にほんご にこにこ (まどさんの詩の本)』(理論社

くまさん

くまさん

幼い子の詩集 パタポン 1

幼い子の詩集 パタポン 1

幼い子の詩集 パタポン 2

幼い子の詩集 パタポン 2

がっこうのうた―大きな声で読む詩の絵本

がっこうのうた―大きな声で読む詩の絵本

まど・みちおさんの詩集はかなり揃っていた。
・『パタポン』2冊は購入してもいいなあと思った。先日読んだ瀬田貞二さんの著書幼い子の文学 (中公新書 (563))』の「志を継ぐ」という決心で編纂された詩集だそうで、確かに私がパソコンで打ち直そうと思っていた数編の詩も収められていた。
ねじめ正一さんの著書は初めて。「がっこう」と銘打っているからか、息子も興味津々。

■ リクエスト本、やっと手元に

子どもに障害をどう説明するか―すべての先生・お母さん・お父さんのために

子どもに障害をどう説明するか―すべての先生・お母さん・お父さんのために

・先日、息子がクラスに常時いる補助教員の先生のことを「Y君を見張っている先生」と話していた。その時は私に余裕がなく、何もフォローできなかった。私や、私の周りの人もそうなんだけど、「病気」や「障害」という表現を避けて「ちょっと“違う”」「病気」という表現を使いそうになるけれども、それもそれなりに問題がある、という内容から導入。教師や親の“説明”例が豊富に書かれている。人はある枠組みで目の前のコト・モノ・ヒトを捉えるけれども、少しずらして見てみると、別な視点が得られる。まだ途中までしか読んでいないけど、他の領域(外国人在住者など)を考える時の視点にも適用できそうな“見方”もちらほら。
・ウチの息子の先天性奇形の一つである、爪の形成異常を見て、これまで「かわいそう」という子もいたし(で、まなざしが本当に哀れんでいる!)、本人が“悪気がなく”「爪なしS吾!」と呼び掛けた子もいたし、息子の前でなく、私のところに来て「あれは“生まれつき”?」と聞いてくる子もいた。耳の副耳(ふくじ)の方は、4、5才の時、かなり“いじられ”ていたり・・・(涙)。「ちょっと“違う”」を説明するのは結構難しいものである。小学校入学に当たっては本当に心配していたが、今のところ、私の所には“問題”らしきものは持ち込まれていない。