5冊も読みました −最近の読み聞かせ本−

 夫が送別会で帰宅が遅い中、息子を気持ちよく寝せようと、こんなことあったかというぐらい珍しく、5冊も読み聞かせした。最近購入した本、昨日市立図書館で借りた本を。そういえば、最近自宅での読み聞かせについて書いていなかったな。

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

 遊ぶ友だちが見当たらなく、しゃくになって変な歌を歌ったら、へんてこりんなお化け3人が出てきて一緒に遊んだという話。パステル(かな?)と水彩で描かれた独特な絵が素敵で、数ページは縦にして書かれているという面白い絵本(絵本ナビ参照)。これは本屋で私自身が気に入って購入したもの。息子は今日が初めてなので、気に入るかは今後に期待。 (追記:この本を読んで、なんだかトトロを思い出しました。子どもの空想/ファンタジーの世界!)
 次は同じ作者・絵のコンビの『きょだいな きょだいな (こどものとも傑作集)』(絵本ナビ参照)。この前の小学校での読み聞かせで購入に踏み切った。語感を養うにもいいし、なんといっても水彩画が素敵なのだ。降矢なな(「ふりやなな」とひらがな表記の時もある)の絵、私の最近のお気に入り。それにしてもこのコンビ、なんかシュール(使い方、合っているかは?)。
 3冊目は『ジャイアント・ジャム・サンド (えほんライブラリー)』。どこかのサイトで紹介されていて、昨日図書館から借りてきたもの。よく読まないで借りてきたのだが、リズミカルな文章と精緻な絵で、ユーモアがありながらも淡々と400万匹の蜂の大群を追い払う作戦を実行していく村人たちの姿を描く。
 4冊目は「あれ?家(うち)になかったっけ?」と言って図書館から借りてきた林明子さんの絵の作品(絵本ナビ参照)。最近益々コレクターになりつつあって、多分これも買っちゃいます。林明子さんといえば、女の子を描かせたら天下一品だけど、これは男の子が主人公。もちろん、文は別の方なので純粋な林作品ではないのだが、この絵本は男の子の表情以上に、登場する動物たちの仕草や表情がとってもかわいく描かれている。ほんわかした色使いに癒される。
おふろだいすき (日本傑作絵本シリーズ)

おふろだいすき (日本傑作絵本シリーズ)

 5冊目は「もしかして息子は嫌がるかなあ」と思った本。私の幼少期に母が読んでくれていた本だと思う。本屋の幼年童話コーナーに行くと「あ、これも母に読んでもらっていた」というのがいくつか目に付き、何だか懐かしくなって。この本も小1の息子にはちょっと遅すぎた感があるのだが、どうせ下の子も生まれるしって感じで購入。子どもたちが描いたおいもが数ページに渡っていたところ、息子も「まだまだ」という感じでニコニコしながら聞いていた。
おおきなおおきな おいも (福音館創作童話シリーズ)

おおきなおおきな おいも (福音館創作童話シリーズ)

 今日は以上の5冊を読んだが、昨日は飛び飛びになって読んでいた本を読了(絵本ナビ参照)。
なないろ山のひみつ (福音館創作童話シリーズ)

なないろ山のひみつ (福音館創作童話シリーズ)

 数日前に「最後だー」と読み聞かせている間に寝られてしまい、昨日やっと最後の最後まで読み終えたのだ。読み終わったら少し手前からもう一度読んでほしいと頼まれたりして、息子も気に入ってくれたと思う。最後の最後(つまり昨日の読み始め)のところまで来たら「もういい」と言って、そのまま寝入ってしまった。感想みたいなことは何も言わないが、多分満足したんだと思う。