今日は飽きさせませんでした

 今日も、前回ご一緒したKさんとペアで読み聞かせ。前回4冊目で飽きてきた様子だったのだが、今日は4冊目として選んだ本がよかったのか、みんな集中して聞いてきた。さてさて、今日読んだ本。Kさん→私と、交互に4冊。『ごめんねともだち (「おれたち、ともだち!」絵本)』→『はじめてのおつかい(こどものとも傑作集)』→『となりのたぬき (チューリップえほんシリーズ)』→『大型絵本 きょだいなきょだいな (こどものとも劇場)』。となりのたぬき (チューリップえほんシリーズ)はじめてのおつかい(こどものとも傑作集)ごめんねともだち (「おれたち、ともだち!」絵本)
 今日はKさんが読んでいる間は、後ろで椅子に座って聞いていた。もう大分お腹が大きいということで、補助教員さんが「どうぞ」と譲ってくれたのだ。見ていて思ったのは、絵が大きくはっきりしていると、やっぱり見やすい。ただ、そういう絵本だけを探そうと思うのも難しい。私は相変わらず1冊は林明子さんの絵本を選んだが、わくわく感が持てるし、殆どの子が内容を知っているので絵が小さくても大丈夫だろうと選んだのだ。主人公のみいちゃんがお店に着いて、深呼吸する場面、目の前に座っている子(息子の隣の子)他数名は一緒に深呼吸したりして。後は、前回の反省でストーリーがあるものを先に読み、最後の方は面白いものを、と思って『きょだいな〜』を選んだ。2冊ともかなりの子が知っている本で、『はじめての〜』の時は「一人で買い物に行ったことがある人ー?」と聞いたら、3分の2以上の子が手を挙げる(そんな中、息子は一人で買い物したことがないので周りを見て多少びっくりしたのでは)。「え、本当に一人で?」とある男の子に話し掛けると、あっまだだという感じで手を引っ込めたのを捉えて、「初めて買い物する時って、どんな気持ちかなぁ」と前置きして読み始めた。『きょだいな〜』の時は、「その本、知ってるー!」の声の数々に「じゃあ、知らない子もいるから内緒だよ〜〜」と話したら、うん、うん、という感じで、顔をキラキラさせながら静かになった(感じがした)。読んでいる最中、かなり反応があったのが『きょだいな〜』。楽しいみたい。私も楽しかろうと思って選んだのだが、こう“いい反応”があると、読んでいる方も楽しい。また絵が素敵なのだが、大勢の前での読み聞かせではその素晴らしい水彩の色使いまでは見えないだろう。といっても、「あったとさ あったとさ」で始まる節回しで、子どもは惹きつけられるのだが。ぼくに ピアノが ひけたら (講談社の創作絵本)はがぬけたらどうするの?―せかいのこどもたちのはなし
 他に時間が余った時用にと、2冊用意していった。前回と同じ『はがぬけたらどうするの?―せかいのこどもたちのはなし』と、息子にも読んだことがない『ぼくに ピアノが ひけたら (講談社の創作絵本)』の2冊。後者は『きょだいな〜』と同じく、韻を踏んで楽しめそうと思い、一緒に市立図書館から借りてきたもの。今日は読めなかったので、次回の候補本に。
 前回の反省点で、後ろのスペースに集合させて読もうかと思ったこと、今日は先生が会議に出て行ったのが早くてそんな余裕ないままスタートしたということで、1冊目の様子を見た限りでは、1番後ろの子2名くらいが落ち着きがないぐらいで、何だか大丈夫そうだったので4冊目まで一気に読んでいった。また量は前回と同じ4冊だが、前回私自身が「暑い」と感じたのと関係あるのか、今日は陽気がよく、何だか自然に4冊目まで行ってしまったという感じだった。多分、室内の温度・湿度と落ち着きのなさは関係あるかもしれない。あとは、前回が子どもたちにとって初めての読み聞かせだったことも。先週の木曜は他のママ2人がやっていて、息子も楽しんだようだったので、子どもたちは週2日の読み聞かせの朝を楽しみに待っている、つまり心の準備ができてきたのかもしれない。Five Little Monkeys Jumping on the Bed (A Five Little Monkeys Story)ひ・み・つ (たばたせいいちの絵本)まっくら森モチモチの木 (創作絵本6)
 そうそう、今朝出掛ける前に、最終的に何を持っていくか悩んでいた時、息子が急いで持ってきたのは『モチモチの木 (創作絵本6)』と『まっくら森』の2冊。「それは長い話だから、お母さんが一人で読む時に読んであげるから」と、却下してしまった。息子のクラスでは6月に1回、7月に1回あるので、これからまた絵本選びをしたい。7月は七夕の前日だから、母子でお気に入りの『ひ・み・つ (たばたせいいちの絵本)』を読むことには決めている。英語の絵本もちょっと挑戦したいなと思ったりして(ことば遊びのつもりで)、「あの本を」と考えた場合(『Five Little Monkeys Jumping on the Bed (A Five Little Monkeys Story)』)、拡大コピーが必須だなと思ったのだが、日本書籍出版協会「お話会・読み聞かせ団体等による著作物利用について」を読むと、ただ単に非営利で少数の複製(コピー)はOKだが、拡大するとなると著作権法に引っかかるらしい。英語でコピーの許諾申請なんて私には無理だから、あきらめるしかないのかな・・・。