入学説明会

 今日は息子が入学する小学校での入学説明会。雨が降りそうだったから歩いて行くつもりだったのだが、遅刻しそうだと自転車ですっ飛んでいった(いつもながら情けない)。
 校長先生の話:「・・・この時期『何々したら小学校の先生に怒られるわよ』『そんなことしたら、友だちに嫌われるわよ』というお母さま方が増えるんですよね。脅迫めいたことが。(会場爆笑)そうじゃなく、褒めてやってください。褒めて育ててください。褒めて育てられたか、叱って育てられたかで、学校での態度が違ってきます。よくわかるんですよ。もちろん、私自身は子どもは叱って育つと思っています。お子さんのよいところ、10言えますか?悪いところだったらすぐ出てくるでしょう。・・・」 
 話しぶりから、校長も教頭もよさそうに感じた。校長は夫が小学校高学年の時の担任だったのかな。以前「あいつが校長になったって」と噂が飛び交ったことがある。教頭はお笑い系。給食費が月4,100円も掛かるんだ、と改めて思ったり。そういえば、8年前都内のある小学校でペルー人男児の日本語指導員をしていた時、もし給食食べていくなら250円と言われたっけ。
 防災頭巾(とカバー)と算数セットと道具箱を購入。説明会に先立ち、算数セットに使える名前シールももらえた。すでに名前が書いているやつ。今年からサービスだって(by業者)。夜になり、算数セットを広げたら、甥っ子(現小5)が使っていた時代より少なくなっていて(お下がりとしてもらっていた)、そういえば説明会の時も以前のものから厳選したと言っていた。だから箱入りではなく、B5サイズくらいの袋に入っていた。「数え棒」もないので、シール貼りが大変なものはそう多くはない。
 日経新聞の夕刊の「ひと スクランブル」の「人間発見」では、今日から品川区教育委員長の「現場発の教育改革」が連載開始。自治体の教育行政の長がリーダーシップがあるかどうかで、未来を担う子どもの“義務教育”のあり方が違うんだな、と実感。そういえば、今日の入学説明会では「義務教育」というフレーズなし。自治体差があるのが実情。私たち親は子ども達の義務教育をどう考えるか、自分で考えろってことなのだろうか。長期スパンでの話は現場からは期待しない方がいいんだろうな。