溶解される

 約2ヶ月間悩み苦しんできたワークショップが終わった。すごく嬉しい。私にとって苦しい作業の何者でもなかったから。そして、私は多くのことを学んだ。というか、打ち上げの居酒屋で、大切なことに気付かされた。
 「あなたの言語的やり取りは対話ではない。いつも自己内対話で終わっている。それじゃ、人はあなたを理解できないわよ」「(今までよく)規範逸脱していたよね」と2人の人に直接言われたのだ。私もそれには気付いていたが、どうして自分がそういう言動をするのかわからなかったのだ。
 自分の欠点を人に直接言われるのは、耳が痛い話なのだが、私はそれをきっかけに溶解していった感じ。私は多分アダルト・チルドレンだったのだと思う(専門的にはよく知らないが)。母との関係に何か原因があるというのは、20才ごろに気付き、それをずっと母に訴えていた。幼少期に安定した/信頼しあった親子関係が築かないと・・・というのはよく聞く話。私もそうだ、というのは確信していたのだが、じゃ、どうやったら安定した関係が築けるのか、それがわからなかったのだ。
 「どう思うの?」「どうしてそうしたいの?」「どうしてそれをやったの?」等など、自分の声に向き合おうと思う。そうすることで、自分にも、周りの人にも、優しくなれそうな気がするから。もちろん全てが全てそうしたら疲れきっちゃうと思うけどね。そして、母にもそうすることを勧めてみよう。そしてお互いに聞き合ってみよう。