義父の新盆を終える

 お迎えの日については書いたが、中日の金曜はゼミを休ませてもらって、実家の母を迎えた。私の出産後に手伝いに来た場合、息子の学童のお迎えなどもする可能性があるから、学童のお迎えを一度しておきたいということで、お盆に合わせて来ることに。まあ、あの雷と豪雨の影響がすごいことに・・・・。予約していた特急は落雷のため動かず、駅や普通列車は混雑・・・翌日、保育園(職場)のお泊り保育のため、日帰りの予定が、我が家に泊まることにして、翌朝、5時30分台の普通列車で帰ることに。この10年間で2度目の宿泊。
 土曜、義父が“帰る日”。私は母の朝食を作るために4時半起き。簡単に味噌汁とおにぎりを。実家の父の新盆までにやっておくこと(我が家の合鍵を作っておく等)を確認し、送り出す。で、6時過ぎに息子と夫がリビングへ。「おばあちゃんは?」と、いないことを確認し泣き出す息子。そういえば「起こしてあげるね」と約束をしていた私・・・。忘れてしまったのだ。普段自分で6時に起きることがない息子が、自分で目が覚めて起きてきたぐらい、おばあちゃんの見送りをこだわっていたということ。しくしく泣きじゃくる息子には謝るしかなく、夫に連れられてまたベッドへ。少ししたら、元気な声で文句を言ってきたので、一安心(苦笑)。とにかく3人とも二度寝し、お坊さんを迎える準備を。数珠が見つからず、義母から2つ借りた。私が探しても夫が探しても、クリスマス時期に使った数珠が行方不明。市内に住んでいる義兄の両親も来訪。20分のお経を上げてもらうために、みんな喪服姿に。私は紺色のマタニティのジャンパースカートに、黒いカーディガン。お坊さんを見送った後は、1〜3階のみんなと、義兄の両親とで、うな重の出前を食す(息子の同級生の家のお店)。一度解散。午後、夫と息子は仲良しM君パパの個展を見に、銀座へ。大理石を使った彫刻をする芸術家。私も行きたかったが、体がきつくて、3階の片づけを手伝った後は、ゆっくりすることに。夕方予定していた“送り火”は、夫のバレーボール練習の後の9時過ぎにすることに。お炊きをして、新盆を終えることに。何だかんだと慣れないことでバタバタした3日間だったが、無事終わり、ホッとした。義父のために、中日の夕食と、送りの日の朝食の一部を私が作れたことも、長男の嫁としては少しは役立ったかなという安心感が。義父を気持ちよくお迎えするというよりも、生きている人間関係をかなり気にする、こういった行事。まあ、私の性格もあるだろうけど、とにかく義母との付き合いはなかなか神経を使うので「無事終わったよね?」と、自問自答。あー、もっとうまく立ち回りたい。