気晴らしの効用

 ストレス解消法は?・・・、と、よく日本語の授業でそういう質問をするけど(「ストレス」という語を導入する時?それとも「解消」の導入時?)、私は毎度「私はないんです。でも、泣くことかな」と言う。「××をすれば気分が晴れる」というのをいくつか持っていると生き易いんだと思う。
 今日は金曜以来の大学。この2週間水曜のMDゼミで「明るく笑いを取るキャラ」だったのが、私としては何となく不自然だったので(・・・)、神妙にしていようと“一応”考えての出席。M1ががんばっている姿&疲れている様子を見て「うーん、私ものんびりやっていてはいけないな」と反省してしまった。
 さて「気晴らしの効用」であるが、学食で同期と3人でランチ。特段盛り上がった話題があったわけでもなく、普通におしゃべりした。でも居心地がいい。この「フツーさ」がいいんだよね。「明るく笑いを取るキャラ」にならなかったし(苦笑)。自宅の最寄り駅に着いて、雨の中駐輪所から傘さしながら自転車を押して帰宅すると、昨日の私と違う私がいる。バタバタと大学に行くと疲れるものの、やっぱり気晴らしになっている。夜、母とゆったりと話し「お互い『ありがとう』の気持ちでやっていこうよ」という話をし(何で私が説教するのかってことは置いておいて)、私たち家族に足りない“一言の大切さ”を話した。大切なものは何なのか時々確認し、生活を振り返ろう。「私が息子へ教える大切なもの」を意識して日々を暮らそう。・・・と言いつつ、「ほらー、まだ片づいていない!」と“ほらー”マンになって怒ってばかりいるんだけど(涙)。